(増補版)139D1/3:気になった事柄を集めた年表(1699年〜1699年)

題:(増補版)139D1/3:気になった事柄を集めた年表(1699年〜1699年)
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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17世紀、キリスト教法王の煽り立てた『魔女旋風』
  この迷信と残虐な魔女旋風が、
  中世前期の暗黒時代において
  また、ルネッサンスの最盛期において、吹きまくった。
  しかも、この旋風の目の中に立って、これを煽り立て
 た人たちが、無知蒙昧な町や地方の一般の方々ではなく、
 歴代のキリスト教の法王だった。
  魔女は、昔からいたにもかかわらず、
  キリスト教会が権威と権力を使って、
  全世界に張り巡らしたこの上なく組織的なキリスト教
 の魔女裁判によって、魔女狩りをした。
  この様な事は、キリスト教を信仰するキリスト教国以
 外にはなく、
  かつ、この時期、1600年頃をピークとする前後3世紀か
 ら4世紀の長い長い期間、この悪事は行われた。
  17世紀の末には、新大陸のアメリカにまでおよんで可
 哀想な方々が大勢出た。
17世紀、インドネシアイスラム化が17世紀に完了した。
  それ以後、オランダが進出し、19世紀初めに植民地と
 された。
17世紀、タージ・マハール
  タージ・マハールニューデリーの南方250キロメート
 ルのアグラにあり、世界で最も美しい一つとされる。
  アグラは、17世紀初めにムガル帝国の首都となった。
17世紀、ヨーロッパの危機:
  各地に民衆の暴動が勃発した時期であり、
  また、30年戦争というキリスト教を因とする悲惨な長
 い戦争があり、
  ペストの流行で人々が死に、人口が減少した。
  また、穀物生産の不振があり、その背景として小氷河
 期ともいわれる寒冷化現象があった。
17世紀末、アメリカ先住民のインディアンの方々
  アメリカの先住民のインディアンの方々は、
  可哀想な事に、17世紀の末には、アメリカ大西洋岸か
 ら駆逐され、一掃されてしまった。
  それまでの、アメリカ・インディアンの方々の意思は、
 無視され、戦争ばかりとなっていた。
  アメリカの独立の背景には、弱者のアメリカ・インデ
 ィアンの先住民の方々が居ります。
  しかし、強力な武器を持った白人のアメリカ人によっ
 て、17世紀の末には、アメリカ大西洋岸(アメリカの東
 海岸)から駆逐され、そして一掃させられてしまいまし
 た。
  イギリス国王は、『7年戦争後のアパラチア山脈以西へ
 のイギリス人植民者の入植を禁止した宣言』を出してい
 ました。
 先住民のインディアンの方たちは、この宣言が「7年戦
 争の後には、イギリス人の入植がない」ということで、
 「自分たちの土地が守られている」と解釈しました(も
 ともと自分たちの土地なんだから・・)。
  そのため、アメリカのイギリスからの独立を目指す独
 立戦争において、インディアンの方たちはイギリス側に
 ついて戦いました(自分たちの領土が、土地が戻って来
 ると・・)。
  しかし、独立戦争後、アメリカは「アパラチア山脈
 らミシシッピー川に至る広大な土地をイギリスから得た
 (先住民の方たちに関する話はまったく無し)」。
  この事に対する先住民のインディアンの方たちの落胆
 は大きかった。当然だった。
  インディアンの方たちの意思は、まったく無視され、
 理解されず、
  そして、インディアンの先住民の方々の権利へも、ま
 ったく配慮されない、理解も示されない、これ等・土地
 に関する取り決めでした。
  インディアンの方たちは、この事について抗議の行動
 を起こしました。
  これ等の土地をめぐって、アメリカとインディアン先
 住民の方たちとの戦争が起き、激化して行きました。
  1787年の『北西部条例』で、ミシシッピー川以東の土
 地がアメリカ人に開放されました(インディアンの方た
 ちからの収奪)。
  まったく自分勝手な条例、インディアンの方達への説
 得や相談などの意思の疎通の機会はまったくありません
 でした。
 事は必然的に紛糾しました。
  また、紛争は激増しました。
 アメリカは、卑劣にも、戦い方において残虐さが増し
 た。
  アメリカは、先住民の方々の女性や子供を容赦なく殺
 した、殺戮した。
  多数の犠牲者が出ました。
 無限定戦争でした(白人同士の戦争とは違う戦争の意
 識です。
  白人同士なら「将校は狙わない」とかという事をする
 が、
  キリスト教の考え方・教義による有色人種蔑視から来
 る無限定戦争は、女性や子供も無限定に殺戮する。
  東京大空襲や広島・長崎の原爆投下なども無限定戦争
 です。
  無差別に住民を焼き殺しました。
  当時、国際法でこの様な行為をしてはいけないという
 法規が明確に存在していました。
  この国際法違反です。
  これは裁かれなくてはいけません。
  アメリカは、この法律によって裁かれなくてはいけま
 せん。
  アメリカは無実ではありません)。
 アメリカの白人と先住の民のインディアンの方々との
 戦いも、悲惨さが、より大きいこの無限定戦争が繰り返
 されました。
 イギリス人との白人間の独立戦争では、戦争の自制観
 が見られましたが、インディアンの方たちに対する対先
 住民戦争では『無限定戦争観』による戦闘でした。
  それで、戦争にまったく関係のない方々(女性や子供
 たちなど)への悲惨な多くの犠牲者を生みました。
  (「野蛮」視した異人種に対するという態度です)。
  キリスト教の原住民蔑視の思想・考え方は、南米・中
 米・北米メキシコ及びその離島などでも、非常に多くの
 殺戮が現出し、見られましたが、
  また、アフリカの方々への有色人種の方々へ対して、
 『人間ではない』との発言が、キリスト教聖職者の発言
 として記録されて居りますが、
  アメリカのこの戦いにおいてもその状況でした。
  (異人種や先住民への蔑視)。
  戦争で決着させるキリスト教の持つ宗教観がありまし
 た。
  キリスト教の生まれた地、その錯綜する人種・民族間
 で富の奪い合いの戦争の歴史は繰り返されていました。
  この様なDNA・教義をキリスト教は持っています、「異
 教徒は殺せ」などのキリスト教の教義なのです。
  (参考):限定戦争は、その定義に基づけば敵の殲滅
 によって戦争を終わらせる戦争ではなく、
  より限定的な目標を達成することを勝利とした戦争。
  限定戦争では、その目的を制限することによって、戦
 争に投入する軍事的手段を制限し、
  かつ可能な限り少ない費用で平和を達成するよう努力
 しなければならない。
  戦略理論において、この限定戦争の原理は、目的と手
 段の適合として説明されている。
  リデル・ハートは、戦争状態にある国家の目的とは、
 可能な限り少ない人的、経済的な損失で敵の抵抗する意
 思を屈服させることであると論じている。
  つまり、敵に対する作戦を考える上では敵の意思を打
 ち砕くことと損失を最小化することが重要であり、無闇
 に敵の軍事能力を破壊するために犠牲を増やしてはなら
 ない。
  しかし、インディアンの方々や、東京大空襲や、広島・
 長崎の原爆などには、この原理が働かなかった。卑劣な
 殺戮だけがあった。
..
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または
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