(その10):FRBの正体?中央銀行なのか?民間銀行なのか?中央銀行と思われているが?

 題:(その10):FRBの正体?中央銀行なのか?民間銀行なのか?中央銀行と思われているが?我々は洗脳されている、日本銀行も民間銀行、しかし政府が55パーセントの支配権を持っている、がアメリカは?アメリカだけではない世界が、日本の予算編成権は財務省にあり、国の主権者に選ばれた国会議員ですら介入できない、金融は大蔵省が排他的に一手に、そしてアメリカと一体に、金融なんて特殊じゃない、アメリカは民間人がお金を発給している、日本のようにアメリカ大統領はFRB議長の首を据替られない、誰も選べないピックアップできない、メンバーのほとんどが民間の大手投資銀行、民間のゴールドマン・サックスがメインで政策決定の委員に、ゴールドマン・サックスが差配するアメリカという図、そしてドルを発給している、政府はここへ利子を払っている、だからアメリカが財政赤字から抜けられない、リンカーンの倒された訳が?
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
 出席者:
 田中英道氏(東北大学名誉教授)
 馬渕睦夫氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
 田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員論説委員
 宮崎正弘氏(作家/評論家)
 浜田和幸氏(参議院議員
 片桐勇治氏(政治アナリスト)
 渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
馬淵氏:それはね、渡辺さんのね、分析のとおりなんです
 けどね・・、
 それで、問題は、FRBの正体ですよね、これは、おっし
ゃらなかったけれど、ご存じだと思いますけれど、
 中央銀行と称しているんですけれど、アメリカじゃー、
中央銀行という事になっていますが、
 日本の報道を聞いても、『アメリカの中央銀行であるFR
B』としか言わないんですが、
 『FRBは、民間銀行である』ということを、一言も言わ
ない訳です、
 つまり、我々、誤解しているんですが、誤解しているっ
ていうのか、洗脳されているんですが、
 中央銀行というと、『公的な銀行だ』と思われるんです
が、まったく嘘なんです。
 それは、『民間銀行』なんです。
 「日本銀行を含めて」・・、
 だから、日本銀行の場合は、55パーセントは、政府がコ
トロールしているから、
 (日本銀行の)総裁の首を据替(すえかえ)られる訳で
す、阿部さんが、
 世界のメジャーの中央銀行は、誰もそんなことは出来な
いですよ、民間人だから、
 で、だから、ここが、田村さんが、最初におっしゃった、
我が大蔵省の、財務省の、『日本支配の鍵』がそこにあっ
て、
 予算は、主計局が、全権を持っている訳ですね、  
 政治家ですら、アンタッチャブルというか、介入出来な
いですよね、
 大蔵省出身の国会議員の重要な役目の一つは、主計局の
予算編成権に、手を触れさせないということですよね、
 前の民主党の藤井さんだって、『予算編成権は外務省に
あるんだ』と言ってね、
 民主党の党として予算編成権を、議会なり、内閣なりに
持って来る事に反対したのは、
 大蔵OBの議員ですよ、国会議員、
 金融は、アメリカと一体というのか、そのー、大蔵省は
ニューヨーク総領事館に人間を派遣していますけれども、
 その人たちは、ウォール・ストリートに、彼らだけのオ
フィスを持っているのですね、
 これは、はっきり言えば非公式のオフィスなんです。
 確か、日銀の部屋に間借りしていたと思いますが、
 私もニューヨーク総領事館におりましたけれども、
 しかし、それは、戦後、ずーっと、日本の政府のタブー
になっている訳ですよ、
 だから、大蔵省は、絶対に、金融には、誰一人、金融に
は手を付けさせない、
 つまり、自分たちと、自分たちの御用学者以外は、金融
のことには、一切、触れさせないということですよね、
 ま、大蔵省には、厳しい言い方をしましたけれども・・、
 私が、そばで見てて、そーです。
 それは、いつも、大蔵省と外務省で、外務省がIMFの総
会なりに、外務省の人間も入れてくれと言っても、絶対に
入れなかったです、彼ら、
 ま、こんな話して良いかどうか分かりませんけれど、
 外務省と大蔵省の間で、人事交流をやって、
 IMFの担当課長は、大蔵省から来てたのにもかかわらず、
その担当課長ですら、参加させないですよ、IMFの総会には、
 なんで、こんな、秘密主義と言うのか、貫かなければな
らないのかと、
 で、一般には、金融とは、特殊分野であると言われてい
るんですけれど、全然、特殊分野でも何でもない、
 今のFRBが、特殊と言えば特殊です、
 だって、民間人がお金を発給しているんですからね、
 こういう事が、今、もう、ばれる様になって来ています
よね、
 日本でも、ようやく、そういう事を言う人が現れて来た、
渡辺氏:ただ、それはですね、FRBとFESを勘違いしてい
 るんだと思いますね、
馬淵氏:そういう議論をするんですよ、
 FRSは、政府の支配が行くっていう事になっているけれ
どね、
 とんでもない事ですよ、
 いや、誰も、アメリカの大統領は自由に、FRBの議長を
ね、ボードの議長を任命できない訳ですよ、
 形式的には大統領が、議会に諮(はか)る事になってい
 ますがね、
渡辺氏:議会承認している、
馬淵氏:ん、承認になっているけれど、誰もできない、実
 際、誰もピックアップできない、
 そういう渡辺さんの議論は、する人が居ますけれども、
 日銀関係者も、そういう議論をするんですけれどね、
 彼らが、恐れているのは、自分たちが、プライベートな
銀行であるという事が、バレルことなんです。
 これは、ずーっとタブーになって来た事なんですね、
渡辺氏:これは、歴史的に言うと、
 あのー、中央銀行というのは、基本的に、
 ナショナルバンクと付いているのは、もともと、中央銀
行なんですけれども、
 これは、イギリスの銀行制度で、保有する金に合わせて、
通貨を発行する、
 これを、全部、国立銀行、日本では国立銀行と言ってい
ましたけれども、
 たくさんの国立銀行が、様々な紙幣を発行する、
 これが、イギリスの銀行制度の始まりなんです。
 この仕組みがあって、アメリカには12の連邦銀行があっ
たんですが、
 金融恐慌の後、これですとコントロールができない、
 金本位制離脱前にFRSという、いわゆる政府が任命する
制度、
 いわゆる、金融を決めたりする決定機関を、これは別だ
てで作っています、
 FRBとFRSは、まったく別なもので、
 ただ、問題は、馬淵先生のおっしゃるのは、FRSの職員、
いわゆるメンバーですね、FOMCのメンバーが、ほとんど
が大手投資銀行から選ばれている、これは事実なんです、
 大手投資銀行から選ばれた人たちが、金融政策を決めて
いますよ、・・というのと、
 この資本関係については、直接的にはつながりがないん
です、
 ただし、大手、選ぶ過程において、FOMCのメンバーを
選ぶ過程において、政府は口を出しますけれども、実質的
に、実務者である民間銀行から、特に、ゴールドマンです、
 ゴールドマンから多くの政策委員が派遣されている、
 それが、いわゆる、日本でいう大臣とか、黒田さんの様
な、完全な民間人が黒田さんの役割をやっているというの
が問題であるとは思うけれども、
 そのFRBとFRSというのは、一応、分離されていて、政
策、仕組みとしてはですよ、
 あくまでも、実態は別ですけれども、仕組みとしては分
 離している形にはなっています、
馬淵氏:そこがね、
 そういう意味では、カラクリであってね、
 実際は、FRSも、FRB・ボードの方も、バンクと言われ
FRBも、やっぱり、三位一体のものなんですね、
 そうして運営されている、
 だから、一番、力を持っている人は、連邦準備銀行の株
主です、
 それは、どういう人かと言えば、今まで、いろんなとこ
ろで、議論されていた通り、7人の銀行家であったり、
 ゴールドマンサックスもそうですし、
 チェスマンもそうですよね、
 そういう人たちが、中央銀行の株主なんですね、
 100パーセント民間銀行なんですね、
 だから、これが、ドルを、要するに、発給していると、
 実際、刷っているのは財務省ですけれども、
 財務省はドルを刷るには、FRBのOKを得なければいけ
ない、
 しかも、利子を払う訳です、
 だから、これはね、アメリカ人は、普通の人は知らない
ですよね、
 自分たちのドルというのは、利子を払って供給されてい
ると、
 で、こういう問題は、もう、 そもそも論になりますけれ
ど、
 政府ないし、公的機関が、中央銀行であれば、問題は一
挙に解決する訳ですね、
 それを、そうでないシステムにしているから、アメリ
は、いつまでたっても財政赤字から抜けられない事にもな
るんですね、
 これはね、私のね、あのー、勝手なあれではなくて、リ
ンカーンが、いわゆる、政府財務證券を発行した時に、一
番最初にかみついたのは、誰か?というと・・、ロンドン
だったんですね、
 ロンドンのタイムスが、「これは、けしからんことだ」
と、「こういうことをやると、アメリカは繁栄する」と、
 で、「イギリスは潰(つぶ)される」とという様な、
 そういう社説を書いてね、
 『リンカーンは倒すべきだ』という事を言って、
 実際、リンカーンは暗殺された訳ですよね、
浜田氏:アメリカのね、自動車王と呼ばれているヘンリー・
 フォードもですね、(つづく)
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