(その11)自動車王のフォードは言った「金融のカラクリは、タブーにしておかなければ、まずい」と、しかし、実態は多くの人に知られて来た、

題:(その11):自動車王のフォードは言った「金融のカラクリは、タブーにしておかなければ、まずい」と、実態は多くの人に知られて来た、FRBも普通の銀行の様な振る舞いで稼ぎ出した、世界銀行IMFも追随し出した、多くの国々が、アメリカが牛耳ることに危機感を持ち出した、TPPのアメリカのやり方の押し付けに疑問符を付けている、中国・人民元が世界通貨への道へ、通貨戦争の流れもある、アメリカの一極支配が、ドル支配が、どこまで持つかの疑問が、そのため、金備蓄で各国は用意しているが、日本はクエスチョン、アメリカに反抗した橋本竜太郎氏はおしまいに、やりたかったことは『アジア通貨基金』、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員論説委員
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
浜田氏:アメリカのね、自動車王と呼ばれているヘンリー・
 フォードもですね、
 そういうFRBというか、金融のカラクリ、それを一般の
人々が知れば、これは、大変なことだ、
 金融のカラクリというものは、ずーっとタブーにしてお
かなければまずい・・という様なことを言ってた時期も、
あった訳ですね、
 要するに、だんだん、おっしゃっている様にですね、
 そういう実態が、多くの人たちが知るようになって来た、
 だから、FRBからすると、言ってみれば、民間の金融機
関と同じ様に、利益をきちんと上げなくてはいけない、
 そのためには、ドルの力を借りて、途上国に対しても、
様々な厳しい条件を付けて、お金を提供するという事も、
平気でやり、
 それを、世界銀行も、IMFも、追随しているという側面
があるんで、
 さっき、渡辺さんの方から、ブリックス銀行は、中国が
お金を出すけれども、ドル建てですよ・・と、おっしゃっ
たけれども、
 実は、中国も、その他の国々も、ドル支配に対しての、
言ってみれば、『新しい腰掛け』を作ろうとしている、
 そこに対して、多くの途上国の側が、アメリカが、すべ
てを牛耳るというやり方に、
 言ってみれば、危機感を持っている訳です。
 TPPの問題だって、
 何故ね、もう5年もやって、妥結できないかというと、
 アメリカの、そういう金融の仕組みを押し付けるという
側面がある事に対して、
 多くの交渉に参加している国々が、
 やはり、クエスチョン・マークをですね、提示している
という側面もある訳ですね、
 ですから、そういう辺りを、総合的に考えて行くと、
 ドル以外、頼る道がないか・・と、言われれば、決して、
そうではなくて、
 日本が、新しいエネルギー戦略だとか、技術開発によっ
て、多くの国々が、信用できる様な国になって行けば、
 かつて、70年代、大蔵省が中心になって、日本円を、国
基軸通貨にしようという動きを展開した時期もあるんだ
けれども、潰(つぶ)されてしまった。
 今、それに代わって、中国が、人民元で、同じ事をやろ
うとしている。
 実際、アジアの各国でも、貿易決済は、人民元の比率は、
2割〜3割と上がって来ている。
 ヨーロッパでも、同じようなことが起こって、
 南米でも、そうなんですよね、
 だから、中国と日本が、ある意味では連携する事によっ
て、新しい通貨を作る、
 で、ドルに対抗する、
 ドルだって、カナダとメキシコが一体化して、ドルのあ
みを作ろうとか、
 EUだって、新しい動き、
 さっき言ったイスラムも、そういう動きがある、
 だから、通貨戦争という新しい流れが起こっている訳だ
から、
 アメリカの一極支配の、ドルが支配的体制というのは、
 どこまで持つかという事は、我々、もう少しクールに、
 情勢判断した方がいいと思いますね。
宮崎氏:それはね、
 『金の備蓄』を見れば、分かるんですよ、
 いずれ、仮のブレトンウッズというのは、どこかで崩れ
るだろうと、
 一番神経を使って、用意しているのが、ドイツですよね、
 ドイツの金の準備量は、3000トンちょっとあるかな、
 ところがね、これを抜いたんですよ、中国が4000トン、
 ですから、ちゃくちゃくと準備しているんだけど・・、
 日本は、相も変わらず、730トンぐらいしか持ってないし、
 全然、増やしていない・・というところが、問題ですね、
 今、浜田議員がおっしゃったですけど・・、
 中国と日本が組んで、新しい通貨というのは、非常に疑
問符ですけれどね、(笑い)
 要するに、その様に言って、揺さぶるという意味ではね、
結構です。
 ですけど、ロシアだって、こう言っているんですよ、(
 新聞を見せる)、『中国とロシアは組んでやろうぜ」・・
 と、
 しかし、西側と交換することはできないだろうと、初め
 から絶望しているんだけどね、
司会者:そうでしょうね、
 ちょっと、中国の人民元は、今のところは、ドルの保障
 によって通貨同盟と言われているんだけれど、そうやっ
て、やっているから、出したいとは思っているでしょうね、
たしかに、
 まだまだ、という過程なんでしょうね、
 そして、もう一つ、今、大変に重要な、色んなご指摘が
あったと思うんですけど、
 FRBの問題も含めて、もう一回、確認したいのは、
 そこが、実は、日本の大蔵省というのか、財務省ですね、
 これが、もっと完全に、さっきのグラフもそうなんだけ
 れど、
 経済というものが、ある意味で言うと、アメリカの影響
 下というのか、支配下に置かれているという、この現実
 を見ておかなければいけないという事ですね。
田村氏:もう、日本の場合はね、
 一時期と言うのか、時折、
 まあ、アメリカに反抗してみようかという政治家も出て
 来るんですよ、
 で、一番、いい例が、橋本龍太郎さんでしょうね、
 97年のアジア通貨危機のあった年ですが、あの時に、夏に、
 何か、アメリカ、ニューヨークか、ワシントンでしゃべ
 った時に、
 「私は、アメリカ国債を売りたい誘惑にかられた事があ
 る」と言ったとたんに、
 アメリカの株も、国債も急落したんですよ、
 で、そん時、かんかんに怒ったのがルービンですね、
 この人もユダヤ系のウォール街出身のね、財務長官、
 それで、アメリカの議員の連中も、ものすごく怒り出して、
 でまあ、東京で言われたのが、「ああ、橋龍も、これで
おしまいだな」・・と、
 本当に、おしまいになっちゃったんですね、
 要するに、橋龍さんの時にやろうとした事が、『アジア
通貨基金』ですね、
..
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