(その5)続いてきたヨーロッパの価値観が崩れている、中心的価値観を人類が、今、失いつつある、新たな価値観を人類が打ちだす事が出来ない状態になりつつある、

 題:(その5)続いてきたヨーロッパの価値観が崩れている、中心的価値観を人類が、今、失いつつある、新たな価値観を人類が打ちだす事が出来ない状態になりつつある、今、各国がナショナリズムの方向に向かっている、グローバリゼーションを支える力が無くなって来た、自分の生きている国を大事にすることは、人間の一つの前提ですから当然なんです、他のワスプやスペイン系の力が強くなっている、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:1/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=cgmmWJOf9B4
 出席者:
 田中英道氏(東北大学名誉教授)
 馬渕睦夫氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
 田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員論説委員
 宮崎正弘氏(作家/評論家)
 浜田和幸氏(参議院議員
 片桐勇治氏(政治アナリスト)
 渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
司会者:はい、ありがとうございます。
 それぞれ、皆さんの視点でやっているんですが・・、
 渡辺さんのこの本ね「ヤバイ中国」。これも一つのね、新
しく出ましたけれど、
 中国というのは、今の世界の、研究的な、一つの事例だろ
うと、極めて現代史的なね、
 現代的な中国の良いところ、悪いところ、まあー、良いと
ころはあまり、私は、見つけられないんだけれど、こういう
のがありまして、色々、
 アメリカが変わったとか、色々な問題がありますが、
 また、中国の問題と言うのは、そこも、後で研究出来たら、
そこもやってみたいと思いますけれど、
 私の方からも少し付け加えてみたいと思います。
 いつも考えていますのは、今、(皆様が)おっしゃった事
は、ほとんど共感するんですけれど、
 もう一つは、20世紀まで続いて来た近代主義と言うのか、
ヨーロッパの価値観、
 いわゆる、自由とか、平等とか、博愛とか、というのは
元々、まがいもの的なものもあったけれども、
 ますます、この世界の中で、現実との遊離、政治家や、
そういうものからの遊離、
 価値観を、完全に信用しなくなって来た、みんな。
 最初、神様、信じるかというのも、かなり西洋の中で問題
になりましたけども、
 文明史的な問題から言うと、西欧近代史的な価値観、こう
いうものの理念とか、こういうものの自体も、有名無実化し
始めている。
 そして、弱肉強食というか、本音の世界が、現れ始めて来
ている・・と。
 つまり、そんな、自由・平等・博愛とかという、そういう
もので括(くく)れなくなって来ている、
 アメリカも、建国の理念からずいぶん変わったんじゃない
かと、
 最初のメイフラワー号から来てですね・・というのは、実
は、私は、文明史的な問題で言うと、そういうものがあるん
じゃないかと。
 本音のものが、もろに欲望とか、色んなものが出て来て、
 つまり、ある中心的な価値観を、人類が、今、失いつつあ
る。
 ちょっと、日本は別だと、実は、私は思っているんですけ
れども、
 そういう事も含めてね、今の現象が現れているんじゃない
かと、
 新たな価値観を、人類が打ち出すことが出来ない状態にな
りつつあると、
 これは、現象面で、今は言っているんですけれども・・、
田中氏:まったく賛成ですね。
 というのは、今日、ちょっと触れました様に、リーマンシ
ョック以後ですね、
 金融ユダヤが、ある意味、吸収されて、
 宮崎さんや、渡辺さんがおっしゃった様に、
 やっぱり、今、本当に、ナショナリズムという方向に、各
国が向かっていると言ってもいいわけで、
 それは何かと言うと、それはまさに、グローバルリズムと
いう、一つ方針を出した、
 まあ、私は、ユダヤ人という事を言うのですが、これはユ
ダヤ人とは別に、そのー、各国に居ますから、各国の力とな
っているわけですね、
 そういうところから、いっせいに、グローバリゼーション
が出て来たんですが、
 それがもう、今は、そういう事を支える力が無くなって来
て、
 実際、それが、大事なことだと思うんですね、
 ですから、我々がですね、日本の事を、しっかりと、アイ
デンティティを持つということ、探すという事をすることが、
もう非常に可能になって来ている。
 それは何かと言うと、イスラエルという国が、ナショナリ
ズムですから、これをユダヤ人が隠せなくなっているんです
ね、
 ですから、実際は、1948年にイスラエルが作られた時に、
既に、ユダヤ人に特権はないと、ユダヤ人がグローバリゼー
ションを言う、つまり国際連合を言う、常に国際なんとかと
いう風に言う指導力であったわけですけれど、
 それは、もう、言う権利が無くなって来ているという、
 それは何かと言うと、イスラエルっていう国を作っちゃた
訳ですから、
 それは、ナショナリズムそのものですから、シオニズム
言いますけれど、
 ですから、それがまた、ある意味、何故、このシオニズム
を我々が批難しないようにされたかと言うと、
 パレスチナに、明らかに、侵略したわけですね、
 そこを押さえたという事に対して、それをホロコースト
アウシュビッツの問題をどんどん出す事によって、これは当
然のことなんだという風に、言わせる言論を作ってしまった
訳ですね。
 それに、我々も、ちゃんと乗ってしまって、それを批判す
ることさえ出来なくなっているという状態が続いて来たわけ
で、
 しかし、やはり、今、そういう力が、ニューヨーク・タイ
ムズも、このニューズ・ウィークも、他の資本が買い取った
みたいな事が現わしている様に、そういう力がだんだん、彼
らの力もなくなって来た。
 実際、彼らも、ある意味、イスラエルのある種の、巨悪と
言ってはなんですけれど、一つの悪ですね、これを知る様に
なった、認識せざるを得なくなって来ているという事ですね。
 ですから、今、こういう風に、ガザだけではなくて、イス
ラエルがこういう風に、ある意味でこう、国際的に批判され
る対象になって来たという事は、
 まず、各国のナショナリズムが、非常に、強くなって来て
いる。
 それは、ある意味で、当然なんですよ。
 これは、自分の生きている国というものを大事にすること
は、人間の一つの前提ですから、
 そういう事を、本来のあり方に戻って来つつあるという事
が、それが、今の動きであって、
 ですから、それに早く、我々も、つまり、ユダヤ人と言っ
ても少ないですから、
 1500万から1800万と言われて、で、イスラエルで500〜
600万ですから、アメリカは500万とかなんとか言う訳です
けれど、こういう、
 で、近代というものもですね、実を言うと、私は、そうい
うヨーロッパを考える、あるいは、アメリカを考えても、
 もう一つ基本的には、アメリカというのも結局は、浄化さ
れたユダヤの精神の持った国だという風に思わざるを得ない
ところがあって、
 これは、暴露してしまえば、クリストファー・コロンブス
が発見したコロンブス事態がですね、母方がユダヤ人であっ
て、一緒に行ったのもユダヤ人だった。
 で、こういう事の事実が、明らかになって来ると、アメリ
カという国が、もともと、そういうところから来ている、
 それにオランダからニューヨークに行ったのが、ブラジル
に行こうとした人たちだ、
 ユダヤ人が追い出されてオランダに行く訳ですね、
 ニューヨークというのはオランダ人が居たわけですけれど
も、
 そこに入り込んで、ニューヨークをジュウヨークにしたと
いう経緯がある訳で、
 まあ、アメリカの実体、アメリカの正体というものが、か
なりそういうところがあった。
 しかし、今、やはり、人口が少ないし、
 結局、他のワスプにしても、他のスペイン系にしても、や
はり、そういう力が強くなって来ている、
 そこはねー、丁度いいところに安倍さんが出て来て、今、
ある種のナショナリズムと言うか、そういう事を掲げて、日
本という事を掲げて、世界を旅しておられるという事に、非
常にある意味、適宜(てきぎ)な方針だと思います。
司会者:あのー、今、ちょっと、馬渕さんにお聞きしたいん
ですが、安倍内閣がやっていることは、何だということ・・、
               (つづく)
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(参考)ワスプ【WASP】 《White Anglo-Saxon Protest
ant》アングロサクソン系の白人でプロテスタント教徒であ
アメリカ人。初期移民の子孫たちで、かつてはアメリカ社
会の主流をなした。
(参考)グローバリズムglobalism】 国家を超えて、地球
全体を一つの共同体とみる考え方。汎地球主義。
(参考)アイデンティティー【identity】 1 自己が環境や時
間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主
体性。自己同一性。「―の喪失」 2 本人にまちがいないこ
と。また、身分証明。
(参考)グローバリゼーション【globalization】 国家など
の境界を越えて広がり一体化していくこと。特に、経済活動
やものの考え方などを世界的規模に広げること。
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 (詳しくは、以下のブログへ)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009