深みの出ないわけ・・、そして食い違いも、

 題:深みの出ないわけ・・、そして食い違いも、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 キリスト教には、単発に、預言者が、各地に、また、各
時代に、出現した。
 その預言者の言葉が多数ある。
 聖書には、そのいくつかが集められ、聖書が成立した。
 捨てられ、焼却処分されたものも多い。
 キリスト教は、この様な歴史だった。
 その選択した人々こそが、『神以上の神』と言いたい。
 その様な、過程から、
 そこには、当然ながら不都合が多発している。
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 キリスト教預言者に「エレミヤ」という預言者も居た。
 このエレミヤという預言者は、すごい預言者である。
 イエス・キリスト以上の預言者と言える。
 ものすごさはイエスどころではない、神の聖別である。
 エレミヤは、イエスが生まれるより650年も前に生まれ
た人。
 そのエレミヤが、もうすでに、イエスより先に・・とい
うより、はっきりした聖別のないイエスと違い、
 エレミヤは神より『特別な聖別・聖化』を 与えられて
いた。
 一神教であるので、2人とか、3人とかに与えられるわけ
ではないので、イエスには疑問符が付くが、また、イエス
の存在が霞(かす)んでしまうのだが・・、
 以下に、(「エレミア書」1・4〜10)を書く。
 ただし、より分かりやすくするため、
 「主」を、三位一体神と書き、
 『あなた』と、神がエレミヤを呼んだり、言うところな
どは、「エレミヤ」と書く。
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 「主(キリスト教の三位一体神)の言葉が、わたし(エ
レミヤ)に臨んで言う、
 『わたし(キリスト教の三位一体神)は、あなた(エレ
ミヤ)を、まだ母の胎につくらないさきに、あなた(エレ
ミヤ)を知り、
 あなた(エレミヤ)が、まだ生まれないさきに、あなた
(エレミヤ)を聖別し、
 あなた(エレミヤ)を立てて万国に預言者とした』。そ
の時、・・・ここまで読んで思ったことは、
 『エレミヤ教』を作れ・・だった。
 ここまではっきり、キリスト教の神の三位一体神より、
はっきり聖別したと言われているのなら、『エレミヤ教』
を作るべきなのだ・・・
 以下続き・・・その時、わたし(エレミヤ)は言った、
 「ああ、主なる神(キリスト教の三位一体神)よ、
 わたし(エレミヤ)は、ただ若者に過ぎず、どのように
語ってよいか知りません」。
 しかし主(キリスト教の三位一体神)は、わたし(エレ
ミヤ)に言われた、
 『あなた(エレミヤ)は、ただ若者にすぎないと言って
はならない。・・・と、
 (これ以降、キリスト教の神である三位一体神は、エレ
ミヤを励ます。)
 彼らを恐れてはならない・・と、言ったり、
 (そして、キリスト教の神・三位一体神は言う。)
 主(キリスト教の神)は、わたし(エレミヤ)に言われ
た。
 「見よ、わたし(キリスト教の神)の言葉を、あなた(
エレミヤ)の口に入れた。 
 見よ、わたし(キリスト教の神)はきょう、あなた(エ
レミヤ)を万民の上と、万国の上に立て、あなた(エレミ
ヤ)に、あるいは抜き、あるいはこわし。あるいは滅ぼし、
あるいは倒し、あるいは建て、あるいは植えさせる。」・
・と。
 何と、神から、神の言葉を口から入れたよとエレミヤは
言われている。
 この様な事はほかにあるか?・・ない。
 この様な、はっきりした聖別があることは、また、この
様な特別な聖別がイエスにないことから・・、
 エレミヤが『本物』と言える。
 要は、
 キリスト教は、色々な人が、色々な事を言って、その中
から聖書を作った。
 故に、その様な出来方という状況から、系統的ではなく、
また、統一性がとれずにいる。
 このエレミヤ書の様な、大きな大本(おおもと)の齟齬
(そご・食い違い)が起きる。
 この様な、キリスト教の根本にかかわる様な大きな事が
起きる。
 その他にも、あちこち食い違いがあったり・・、
 その、不統一性から、思想・教義の深みも出ないという
状況。
 キリスト教の神は、本当に、このエレミヤ書の通りとし
なければならないのならば、筋を通すのならば、イエス
はなく、エレミヤを立てなければならないことになる。
 キリスト教は、このことに目を瞑(つぶ)っている。看
過している、みのがしている、この大切なことを、結果的
に、キリスト教の神は、二枚舌を使った事になっている。
二枚舌を使ったわけではないのだけれども、それとも・・、
 この様な、キリスト教聖書を読む必要はあるのか?・・
『否』。
 (参考)せい‐べつ【聖別】[名](スル)キリスト教で、
神聖な用にあてるため物または人を一般的・世俗的使用か
ら引き離して、区別すること。聖化。
 (参考)そ‐ご【齟齬・】〔名〕くいちがうこと。ゆきち
がい。そぎょ。
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   (詳しくは、以下のブログへ)
URL: http://www.youtube.com/watch?v=1gWbIHhGUx8
http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /