正しい考え方・哲学・宗教でなければ、結果は悪しきものとなる。

 題:正しい考え方・哲学・宗教でなければ、結果は悪しきものとなる。
   イエスの十字架を待つまでもないとはっきり言える。
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 イスラエルの民の国・南ユダ王国を滅ぼしたアッシリア
は、新興国バビロニアに滅ぼされた。
 そのバビロニアは、紀元前605年に、大国・エジプトと、
シリア辺りで、大激戦をした。
 その結果、エジプトからこの地方の覇権を奪い取った。
 情勢判断がよかった預言者・エレミヤ(キリスト教預言
者)は、予言が当たった。
 エレミヤは、「災いが北から来る」と言っていた。
 キリスト教預言者は、最初、占い者(先見者・ローエ
ーと呼ばれた)であったが、この様なもの、当たらぬも八
卦的なのである。
 また、何も世界的な事を言う訳ではない。
 自分が居住し、存在している時と周辺にだけに、興味を
持ち、その周辺の事情についてだけを言うだけ。
 それも、遠い昔の、ある特定の一地域の、一時期を。
 つまり、自分の生きている時だけの事。
 このキリスト教預言者・エレミヤだって、多くの預言
者と同じだった。未来の事など言わないし、分からないの
だ。
 例え、言ったとしても、当たるも八卦的なのだ。
 こんな状況のエレミヤの預言を、人々は過激な話しに終
始した。
 そして、エジプトは、紀元前590年、懲りずに、バビロ
ニアに反逆した。
 エジプトの支配下にあったエルサレムは、バビロニア
大軍に包囲された。
 エルサレム籠城(ろうじょう)である。
 エレミヤは、降伏することを勧めた。
 このエレミヤに対し、エルサレムの民は激怒した。
 エレミヤは捕(つか)まり、井戸に投げ込まれた。
 食事も与えられず餓死を待つばかりとなった。
 その時、王に仕えるエチオピア人(多分、黒人の方だろ
う)の取りなしで、エレミヤは危うい所で救い出された。
 そして、牢屋に入れられた。
 エルサレムは、バビロニア軍に包囲された籠城状態であ
ったが、とうとう食料が尽き、バビロニア軍に降伏した。
 紀元前587年の事だった。
 王は、捕えられた。
 そして、目をくり抜かれた。
 王子たちや、重臣、そして、家族たちは、王がまだ目を
くり抜かれる前、まだ目が見える時に、王の目の前で、全
員が殺された。
 そして、イスラエルの国民の主だった者たちと、目をく
り抜かれた王は、バビロニアに連れて行かれた。
 第二回のバビロニア捕囚だった。
 こんな悲惨なだけのキリスト教の聖書の話しは、
 何の役にも立たない。
 特に、子供には読ませたくない。
 害を与えるだけだ。
 エレミヤは、降伏を主張したので、バビロニアから「う
い者だ」と、『親バビロニアの者』という事で、釈放され
た。
 釈放された町は、エルサレムは、神殿もなく、焦土・焼
け野原だった。
 悲惨な歴史の展開の中に、年老いたエレミヤが居た。
 そして、日本の第二次世界大戦後の様な生活の中に、エ
レミヤは置かされた。
 人の心を豊かに導く、正しい考え方や哲学あったならば、
こんな不毛な展開に絶対ならなかっただろうに、
 こうならないための考え方や哲学・宗教が、この地には
存在しないとしか言えない。
 考え方・哲学・宗教が、この様な悲惨な姿にさせ得ない、
力がないから、こんな悲惨な事が、民に起きてしまうのだ。
 この様な、考え方・哲学・宗教に居る限り、民は幸せに、
絶対、なり得ないのだ。
 この実際起きた現実が、悲惨な現実が立証している。
 このままなら、改善されないだけでなく、同じ事が繰り
返され、
 民は、更なる、悪結果に陥(おちい)って行くだけだろ
う。
 エレミヤは、このエルサレムの陥落で、出エジプト記
神とイスラエルの民との間で結ばれた契約、
 モーゼが山に登って神に会い、結んだ契約は、
 エルサレムの陥落と共に破棄されたと言い、
 これから新しい契約の結ばれる日が来ると言った。
 エレミヤの頭の中には、『モーゼの契約は破棄された』
しかなかった。
 「主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家とユダ
の家とに新しい契約を立てる日が来る。この契約はわたし
が彼らの先祖をその手をとってエジプトの地から導き出し
た日に立てたようなものではない」と。(「エレミヤ書
31・27〜34)は記している。
 モーゼの契約は、まったく、反故(ほご)にされ、馬鹿
にされ、過去のものと、すでに、されている。
 『イエスの十字架を待つまでもない』・・と、
 はっきり言っている。そして、はっきり言える。
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 そして、もう一話・・・、
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 題:アメリカを考える上での「もう一つのファクター」
   アメリカ白人保守層の反発。新しい州を!
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 アメリカを考える上での「もう一つのファクター・要因」
は、アメリカ国民の人口構成の変化だ。
 今、アメリカ国民の人口構成で1番多いのは、「白人(非
ヒスパニック系)」で、約62〜3%ぐらいだ。
 2番目が、ヒスパニック系で約17%ぐらい。
 3番目が、黒人で12%ぐらい。
 4番目が、アジア系で6%ぐらい。
 そして、その他である。
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 この人口構成が、急激な変化をしている。
 ヒスパニック系の方たちの流入で、変化している。
 人口構成の変化は、白人の比率が、年々、減少し、
 2060年の予測では、白人45%ぐらいに減少してしまう(
約27%減)。
 そして、ヒスパニック系の方たちが35%ぐらいに増加とな
る。106%増加で、倍増以上である。
 今・現在でも、コロラド大学デンバー校のマイケル・カミ
ングス教授は、「人口構成の変化は、他の多くの州で起きて
おり、今後も続く。これは共和党には逆風であり、保守層の
不満は高まって行くだろう」と話す。
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 農村部の白人保守層が、発言力の低下に危機感を抱いてい
る。
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 コロラド州は、伝統的な農業地帯であったが、都市部の人
口増に伴って、農村部の人口の共和党支持層の割合が低下し、
その結果、政治的な影響力の低下にと、強い焦りを抱いてい
る。
 それ故、州から分離という政治手法を模索している。
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 なぜならば、ヒスパニック系などのマイノリティーは、社
会保障の充実などを揚げる民主党を指示する傾向があるから
である。
 そして、予測では、ヒスパニック系などが、移民の増加や
高い出生律で人口を伸ばし、
 2050年頃には、白人(非ヒスパニック系)が、5割を切る
とされている。
 この様な、人口構成の変化に対する、白人保守層の危機感
で、白人保守層は、住民投票の行動に出たわけである。
 アメリカ西部のコロラド州の農村部にある11か所の群で、
11月5日、「州から分離して新しい州を作る」ことの是非を
問う住民投票が行なわれた。
 賛成票が、過半数に達する見通しとの事。
 そして、銃規制など、オバマ政権下で進む、リベラルな政
策に対し、
 共和党を指示する地方白人保守層の反発の強さが、浮き彫
りになっていると伝えている。
 この住民の多くの白人保守層は、共和党の大統領候補へ投
票している(約8割)。
 しかし、移民の増加などで、都市住民が増え、これまで共
和党が強かった州議会で、民主党が多数を握る様になったと
の事。(参考:読売新聞2013・11・7)
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 (参考)リベラル【liberal】.[形動]1 政治的に穏健な
革新をめざす立場をとるさま。本来は個人の自由を重んじる
思想全般の意だが、主に1980年代の米国レーガン政権以降は、
保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して福祉
を過度に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が
多い。2 因習などにとらわれないさま。
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   (詳しくは、以下のブログへ)
URL: http://www.youtube.com/watch?v=1gWbIHhGUx8
http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /