臨時ブログ:アメリカは、まったく同じことをしている。イギリスと同じ悪を、TPPでやっている。

臨時ブログ:アメリカは、まったく同じことをしている。イギリスと同じ悪を、TPPでやっている。
  (真を求めて 皆様とともに幸せになりたい・・日記・雑記)
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  アメリカ人の作家の言葉:
  「おそらくは、世界が始まってこのから、いかなる投
 資と言えども、
  イギリスのインドの掠奪から得た様な利潤を生みだし
 た試しはない」・・と。
  何と、イギリスは、インドで、インドの市場から、イ
 ンド製品を締め出した。
  何と、インドの方々は、自分の国・インドから、自分
 たちのインドの方々の製品が、他国のイギリスの手によ
 って締め出されてしまった。
  イギリスは、無税にさせた自分の国のイギリス製品を
 市場に、氾濫させた。
  あらゆる手を使い、様々な手段で、インドの方たちの
 産業を妨害し、潰した。
  イギリスは、インドの方々の政治を、自分のもののよ
 うな状況にして、
  インドの地で、「インド製の絹製品の着用を禁止する
 法律」を出させた(インド製のものをですよ)。
  違反した場合には、目の飛び出る様な大金の罰金(200
 ポンド)を支払わさせた。
  そして、キャラコも、同じ様に、着用する事を禁止に
 した。
  その根には、自国の製品だけを、インドの方々へ売り
 付けて儲けたいというイギリスが居た。
  それでなくても、イギリスの機械生産に対抗する事が
 大変になったインド産業は潰された。
  アメリカが、今、TPPで、関税がゼロ(0)が正義なの
 だと、
  「自分に都合の良いことは正義なのだ」と主張する。
  まったく勝手な論理で、世界を自分の(アメリカの)
 好き勝手に操っている。
  まったく不正義な行為をやっている。
  インドは、この面でも、イギリスに駆逐された(武力
 でも駆逐されたが・・)。
  イギリスは、この面でも、美味しい利潤の汁を、イン
 ドの方々から吸った。
  18世紀までは、インドは、綿の大産出国だった。
  また、綿製品の大輸出国だった。
  ・・が、完全につぶされてしまった。
  19世紀半ばには、インドは、完全な綿製品の輸入国に
 転落してしまった。
  1780年の、イギリスの、インドへの輸出額は、40万ポ
 ンド強であったが・・、
  そのイギリスが、1850年の、その70年後には、なんと
 その20倍以上の、802万ポンドの輸出をインドへ行った。
  イギリス製品が、インドへ押し寄せた。
  そのほとんどが、インドから奪った綿製品であった。
  イギリスが、法を繰って、自分に都合の良い仕組みを、
 インドに作ったからだった。
  今、アメリカが、やっているTPPの様な事を、イギリス
 は、既に、2世紀も昔にやって、美味しい利潤の汁を吸っ
 ていた。
  国力の強さを誇示して、弱いインドの方々を虐(しい
 た)げて・・、
  強いイギリスの国力を誇示して、美味しい汁を吸って
 いた。
  今のアメリカのTPPだって、同じ事をしている。
  アメリカは、強い国を誇示してやっている。
  インドでは、こうして、職を失い、路頭に迷い出た幾
 千万の職工や職人は、餓死するという状態となった。
  1834年、ベンティンクは、「商業上、このインドの惨
 状にくらべ、この様な惨状なものは、すべてものは、ほ
 とんど見いだせない。
  綿職工たちの骨が、インドの平原を白色にしている」
 と言った。
  機織りの町として栄えたダッカなどの町々や、多くの
 都市から、機織り機の音が消え、人々も消えた。
  人口は激減した。
  その荒廃は悲惨だった。
  イギリス人パームダットは、「最も破壊的な戦争、あ
 るいは外国の征服者がもたらす、破壊の猛威でさえも、
 到底および難いほど(イギリスの破壊は)徹底したもの
 であった」と言った。
  イギリスのの悪辣行為で、悲惨なインドの状態を見て
 パームダットは言った。
  すべてが、インドのすべてが、イギリスの好きなよう
 にやられていた。
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