事の初めは・「美しい話」・だった・が、

 題:事の初めは・・「美しい話」・・だった・・が、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 日本に、「1億総中流」という意識があった。
 日本に、「中間所得層」が存在していたという事である。
 この『厚い中間所得層』が、国を、日本を支えていた。
 そこには、その時の日本には、同時に、『平等意識も』、
『平等感も』・・、存在していた。
 アメリカでは、その中間所得層が『崩壊した』という。
 しかし、OECDにおける『相対性貧困率ランキング』を
見ると・・、
 日本は、アメリカに次いで、『第二位』になっている。
 名誉なことではない、この相対性貧困率というのは、そ
の国の格差レベルを示している。
 国内に、中間層が厚く存在していれば、この数字の上昇
にブレーキがかかる。
 日本は、アメリカの後を追い、アメリカと同様に、中間
層が、『貧困層に転がり落ち』・・、『格差が急拡大』し
た。
 経済面だけでなく、教育面の格差も進み・・、
 日本は、一部の「エリート」、「スペシャリスト」、そ
して、「低賃金労働者』の 三層になったと・・、
 キリスト教国・アメリカに起きた・・1つの事例・・、
 事の初めは、「美しい話だった」。
 普通では、住宅が持てない様な『低所得層の方々』に、
 「住宅を持たすのだ」・・だった。
 チャンス到来の、その低所得層の方々は、「住宅ローン」
を組んだ。
 金利は安くはなかった・・が、国は沸いていた、そして、
 最初の数年は・・金利が低く、安くて、「住宅ローン」
に入り易く、取ッつき易くされていた。
 政府は、経済政策で、その住宅の担保価値が上昇するよ
うにした。
 低所得層の方々にも、購入した住宅の担保価値も上がり、
万一の返済破綻(はたん)でも問題が生じないという雰囲
気を感じさせた。
 ローン債券は、高い金利であり、他の優良債券に組み込
まれ、混ぜ込まれ、世界に売られ、ばらまかれた。
 その住宅ローンのリスクは隠されて・・いた。
 混ぜられ見えないので、表面の高い金利の良質な債券の
様に見えた。
 世界の人々は買った。
 アメリカのリスク説明が不誠実だった。
 アメリカでは、アメリカの低所得層の方々も住宅が持て
ると、夢のようだと、沸いた。
 この政策をしたアメリカ大統領は・・、
 アメリカ南部の「バイブル・ベルト」と呼ばれる・・
 キリスト教の強い地域の、キリスト教に支持母体を持つ、
 自身もキリスト教徒の大統領だった。
 その様な、沸くアメリカ、その中で、ローンなどの関連
の金融機関は潤った。
 「ジャブジャブとお金が転がり込んだ」。
 リスクは、世界が債券を買ってくれたから、分散でき、
万一の危険から、リスクから、逃れる事が出来ていた。そ
の手は打たれていた。
 住宅が持てると沸くアメリカの低所得層の方々と・・、
 そして沸く「アメリカ住宅産業」が・・
 拡大再生産の、「右肩上がり」の、車輪が、
 「車が回っていれば」・・いいが・・、
 いつまでも・・「回っている訳がない」。
 アメリカの、頭の良い人たちだけが・・、
 「利益を懐(ふところ)にして」・・、
 ババ抜きの・・「ババ」は、自分は持たないと・・、
 持ってはいけないと・・逃げ、他人に、すでに、押し付
けられていた。
 そして、前代未聞の、経済的に破廉恥な事件は・・、
 起こるべくして起きた。
 またまた、世界の経済にダメージを、悪影響を与えた、
 この様な、繰り返される世界の経済的ダメージ・・、
 その度に、美味しいものを懐にする人たちが居る・・
 そして、世界は、世界の経済は、ダメージを受け、弱体
化していくという、事件は、また、起きてしまった。
 後遺症が、残った、残る事件は、起こされてしまった。
 本当に・・浅はかな・・行為だった。
 キリスト教は、表面的には良い様に見えるが、実に、世
界に悪を、数々の悪を行っている。キリスト教的発想。
 この後・・この問題も・・、実に長い期間、世界の経済
の足を引っ張った。
 また、更に可哀想な事に、住宅を持てると沸いた低所得
層の方々は、結局、破綻した経済サイクルの中で、住宅を
持って居る事が出来ずに、住宅を手放した。
 元の『住宅無し』になった。
 ただ、それだけではなく・・、
 破綻した経済の中で、肝心の住宅の価値が・・『最悪状
態の中で手放さざるを得ない状況』に、嵌(は)められた
ため・・、
 ほとんど担保価値が無く・・、
 結局、住宅購入、そして、失敗の経過の中で・・、
 「借金だけ」が膨らんで・・残った。
 結局、このキリスト教徒のアメリカ大統領が、やった事
は・・、
 住宅を持てない様な低所得層の方々に・・、さらに・・
苦しさを増加させる行為、「増加した借金を作らせてしま
った」。
 口では・・綺麗な事を・・言ってはいたが・・そして、
世界に与えた経済への悪影響も含めて、言葉を尽せぬ悪を
行った。
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