(その15)日本の独自の、自力の情報は・・か細い・・この基本の充実が必要で大切

題:(その15):ロシアでトヨタが自動車生産を始めた・・ドイツもしている・・韓国もしている・・ロシアへの経済制裁は貿易的に効き目なし・・EUアメリカの100倍の貿易量・・アメリカも貿易の制裁はやってない・・金融制裁もブリックス(銀行)が抜け道になっている・・アメリカもおかしい、金融制裁を世界に呼び掛けていながら、別の方で資源確保の経済活動をしている、金を出している・・オバマ大統領だけじゃなく、バイデン副大統領の息子が役員に入って、その会社が活動している、ウクライナ利権を得たいと・・日本もその辺をしたたかにやれ・・日本の独自の自前の情報源が作れ・・そうしないと日本の技術や資金が剥ぎ取られてしまう・・マレーシア航空撃墜の衛星写真を公開したアメリカ、だが肝心のところは公開できないとした・・情報は一方的に作られ、操作されている・・プーチンは人気あり・・日本の独自の自力の情報はか細い、金融・政治・経済に関する情報などに・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:2/3【討論!】世界を動かすものの正体?![桜H26/8/9]
https://www.youtube.com/watch?v=WEfHDvyvqfE
出席者:
田中英道氏(東北大学名誉教授)
馬渕睦夫氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
田村秀男氏(産経新聞社、特別記者・編集委員論説委員
宮崎正弘氏(作家/評論家)
浜田和幸氏(参議院議員
片桐勇治氏(政治アナリスト)
渡辺哲也氏(経済評論家)
内容:
馬淵氏:簡単に言えばね、片桐さんが言った様に、古事記
 的な日本の精神で、『共に栄える』というのが日本の精
 神で、基本的なところに、その様な発想があるんで、
 それは、プーチンもね、非常に日本に期待している点だ
 と思いますね、
 それが、今、アメリカが妨害していると、
宮崎氏:ロシアの自動車産業を見ましたけれどね、
 ドイツが近いから、ドイツが、ずーっと入って来ている
わけ、フォルクスワーゲンなんかも、工場を持ってますが、
 あのー、2〜3年前でしたですかねー、セント・ピータ
ーズバーグに、トヨタが進出して、それで、現地生産し始
めているんですよね、
 それでね、今度、今、この西側の制裁が、金融方面で、
かなり効いているんだけれども、貿易的にあまり効き目が
ない、
 つまり、アメリカとロシアの貿易と、ロシアとEUとの貿
易は、20倍くらいの差がありますよ、
 いや、100倍くらいあるのかな、
 で、そうするとね、実質的の貿易制裁というのは、ほと
んどアメリカは、やってないんですよね、
 で、日本は、これに対して、同調はしてないけれども、
 もし、ドイツが、フォルクスワーゲンのところがね、制
裁に加わると、どこが喜ぶか?
 韓国なんですよ、現代(ヒュンダイ)などが生産してい
ますからね、
 生産して大量に作っているんだけれど、あんまり売れな
い、評判が悪いからね、
 で、今、ドイツが無くなってくれたら、どんなに、こん
なに良いマーケットはないと、
 で、金融に関してもね、ここで、ブリックスが、何故、
ここで、急浮上したかというとね、
 西側の金融制裁の『抜け道』なんですよね、
 ここで、兎に角、ちょっと金を用立てしてもらおうと、
 ですから、制裁というのは、必ず、どこかに抜け道があ
 って、違う方向に行くという側面があってね、
司会者:抜け道を見ると、ある程度、本音が見えてくると
 いう場合があるんですよね、
浜田氏:だから、ウクライナのね、危機的状況、
 それに、西側がですね、ロシア経済制裁という事を言っ
てますでしょ、
 しかし、アメリカだって、ロシアに対する経済制裁を、
日本を含めて、色々と呼び掛けていながら、
 ウクライナの危機的状況を、うまく利用して、自らの資
源の確保、特に、ウクライナ東部のシェールガスを、
 これに関してはですね、まあ、ウクライナが、自ら、な
かなか開発できないというところで、アメリカが、お金を
出して、その利権を獲得する、
 で、フラッキング(水圧破砕法)で、環境破壊という事
に対するね、ウクライナ等の住民の反対があったんで、な
かなかそこに踏み込めなかった、
 それを、今、ドンパチやっているもんで、そこが目くら
ましになってですね、今、一生懸命にね、シェールガス
開発をやり始めている、
 だから、オバマだけじゃなくて、バイデンの、副大統領
の息子が、その会社の役員に入って、資源確保のために動
いているわけですよ、
 だから、一方で、ロシア、あるいは、親ロシア派の動き
を牽制しながら、その裏では、かなり、着実に、ウクライ
ナ利権をですね、アメリカは得ようとしている、
 だから、そのあたりの二重構造、そのしたたかな部分を
ね、我々、日本もですね、ちゃんと情報を掴んで、それの
上前をはねる様なですね、そういう事も考えないとですね、
 だから、折角、プーチン大統領がね、秋に、日本に来る
っていうんであればですね、今、日本の国内では、かなり
批判的な見方の方が主流ですけれども、
 じゃ、その批判的な見方のね、元になっている情報は、
どこから出ているかというと、アメリカから出ている訳で
すよ、
 で、それが、どこまで正しいのか?・・という事は、
 我々、自前のね、情報を持って分析しておかないと、ま
あ、結局ね、全部、剥ぎ取られてしまう、
 日本の持っている技術・資金、それを、うまく利用でき
 るチャンスもあるんだから、
 そういう発想も、必要だと思いますね、
宮崎氏:あのーマレーシア航空を追撃した、あのミサイル
 ね、あれ結局、ウクライナが撃ったんでしょ、
 アメリカは、それに対して、これは、親ロシア派だって
 いう断定から、2歩ぐらい後退しているでしょ、
司会者:だからね、そうなんですよ、
 あれ、だから、40分後に通るプーチンを狙ったという
 噂もあるしね、
 色々、訳わかんなくなって来ましたね、あれ、
馬淵氏:あのー、少なくともね、傍証は、今、宮崎さんが
 おっしゃった通りで、
 というのは、この間、アメリカが衛星写真を公開したん
ですけれどね、
 それが、全然、マレーシア航空と関係なしに、
 ただ、ロシア国内から、ウクライナに対してね、攻撃が
なされるという事なんですがね、
 アメリカが、もし、やるべき公開なら、そのマレーシア
航空を、何処から、誰が撃ったのか、どっから撃ったのか
・・というのが、ちゃんと写っているはずなんですよ、
 そうするとね、それは、公開できないという事になって
いる、多分、そうでしょう、
 そういう状況にあるんでね、我々、本当に、目くらまし
というのか、アメリカ発の情報でね、日本のメディアは報
道してますから、
 (その辺が出なくなりましたね、本当に、さんざんやっ
 てましたねの声)、そうそう、そうだと思います、
司会者:親ロシア派が撃ったというのはね、最近、出なく
 なりましたね、
宮崎氏:それから、もう一つね、
 ウクライナの東部からね、ロシアに対して、すでに50
 万人が亡命しているんです、
 で、こういう事、全然、出てないじゃないですか、
馬淵氏:だから、親ロシア派が、色々、ウクライナ人を、
 現地のウクライナ人を弾圧してなくて、
 ウクライナ当局が、親ロシア派系、あるいは、そういう
 ウクライナ人を、むしろ弾圧しているってのがね、実態
 なんですよ、
司会者:だから、そこら辺が、ねー、報道に行っている人
 たちがね、一方的な報道をしているという事が、だんだ
 ん、ばれて来ているんですけれど、
 あと、どのくらいあるのかな?1分半。1分半で一言と
 いう人は居ますか?
宮崎氏:ロシアのプーチンがね、何故、今、こんなに人気
 者なのという、(笑い)、
 いや、ロシアの中でですよ、
 それはね、強い立場を、全然、崩さないからなんですよ、
 で、非常に弱っている事は、かなり弱ってますよね、で
 すから、その辺のところがね、
司会者:それは、学ぶべきところは、結構、ありますね、
 それはね、
宮崎氏:ナショナリズムとしては、学ぶべき点も、ありま
 すけどね、
馬淵氏:2年ぐらいもつというのは、そうだと思います、
 実際、ロシア人に対する、もっと持ちますよ、2年以上
 は・・、
司会者:そして、もう一つは、ロシア自体が情報というの
 がね、独自の情報源を持っているというね、
 これは、日本の場合は、ほとんどがアメリカから戴いて
いる情報とか、
 独自の情報というのは少ないのじゃないですか、やっぱ
り、非常に、もともとね、
 という事は、金融に関しても、政治、あるいは経済に関
する情報も、自力でやっているものは、かなり少ないじゃ
ないかという気もする、
 それは、もう、一番まずいですよね、
 独自の情報がないというのは、
 ま、こういうものも含めて、次の日本の支配するもの、
あるいは、これから、どういう方向になるのか? 
 皆さんと考えてみたいと思います。1回、お休みします。
           (2/3 完)
..
 (詳しくは、以下のブログへ)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009