アメリカでの『ある話、2題』

 題:アメリカでの『ある話、2題』
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
...(悲惨な戦争を無くせないのでしょうか)
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 現在、アメリカでは、国家機密機構関連の諜報活動(ス
パイ活動)の予算の、何と7割が、民営化(民間委託)さ
れて、金(マネー)が民間に流れているという。
 その民間企業が、「アブラクサス」「プース・アレン・
ハミルトン」「ロッキード・マーティン」「レイセオン
などの大企業に外注されているという。
 「拷問」でさえも、シリアやヨルダン、エジプトなどの
諸外国で、行なわれているという。
 この様な民営化の恐ろしさは、責任の所在が曖昧(あい
まい)になることだという。
 様々な民営化が行なわれた状況の中で、「テロの容疑者
だ」と、令状も持たないで捕まり、拘留される。
 そして、さんざん拷問を受け、その挙げ句、後になって、
人違いでしたと来る。
 犯人は別で、人違いでしたと判明し、釈放されても、委
託されたのが民間会社であれば、国家からは助けられない。
 その実態も、国際社会の目には届かなくなるという。
 そして、2題目へ・・・、
 今、アメリカでも、就職できずに悩む若い人が、多いと
いう。
 貧困状態にある若者は、その貧困から抜け出ようと、軍
隊へ入隊する。
 そして、イラク戦争へ派遣される。
 そして、イラク戦争から帰還した後、「反戦の会」を立
ち上げる。
 母親たちも応援する。
 息子たちが生きたいと、「生存権を主張」し、その生存
のために、軍隊への入隊を選択する。
 その生存権の主張が、戦争への選択につながって行った。
 この様な、流れ・システムが、アメリカに存在する。
 母親たちは、この絶望的なシステムから、子供たちを守
りたいという。
 しかし、社会の人々には、この流れが、見えにくいのが
現状だという。
 アメリカの人々には、浸透していないという。
 あたかも、社会・世論は、無関心な状態にさえ、見える
という。
 一面には、アメリカには、「戦争がビジネスである」と
いう状況もあるという。
 この戦争が、ビジネス力学(りきがく)の結果として、
社会に存在しているという。
 この力学の流れの中で、ビジネスをする企業や人、職を
得て食べている人々が居る。
 民営化された戦争。
 それをを支え、また、戦争に支えられた「戦争請負会社
やグローバル派遣会社(戦場までへも若者を派遣する)」
がある。
 また、アメリカには、消費を善とする強烈な呪縛がある。
 「消費することはいいことだ」という消費市場ライフス
タイルである。
 これは、キリスト教の考えから影響されている。
 豊かな者は、一面的に、その豊かさを追い求める。
 そして、そのある一面を切り取ってよく見てみると・・、
 それは、医療制度を一例として見る事が出来る。
 アメリカの医療制度は、あくまでも、金を持っている人
が、アメリカの医療制度を享受できるというシステムとな
っている。
 結果、弱者が、切り捨てられるシステムとなっている。
 この様なシステムに、なって行った原因の所に、やはり
企業が存在していた。
 企業は、自社の利益を優先する。
 偽装料理の提供までをもして、自分の会社さえ利益を得
ればという企業の話ではないが、アメリカのこの弱者切り
捨ての医療制度には、製薬会社や保険会社が、旨い汁を吸
いたいと、巣食っていた。
 これ等の会社が、市場原理主義システムを、社会原理を
利用し、利益を優先して、社会を蝕(むしば)んでいた。
 日本も、この様な医療システムにしてはならない。
 TPPで、自由化が良いのだと、アメリカのこの様な会
社が、日本に入って来て、アメリカの様な金持ちのみが享
受する医療制にしてはならない。
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