秘密裏に事を進める『貴方たちではない』のだ。

 題:秘密裏に事を進める『貴方たちではない』のだ。
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 OECD諸国で、
 日本は、相対性貧困率ランキングで、アメリカに次いで
2位となっているという。
 これは、褒められた話しではない。
 相対性貧困率とは、国民の格差の程度を表す数字で、日本
は、アメリカに次いで『格差社会だ』という事。
 日本国内に、中間層が厚く居たとすれば、この数字が上が
りにくくなるが、日本の中間層が薄いという事も表している。
 日本には、一時は、「一億総中流」と言われた時代があっ
たが、今・現在、その層は居なくなって、日本の中間層が
薄いという事を表している。
 日本は、アメリカの後を追った結果、日本の中間層は、貧
困層に転がり落ちた。
 そして今、日本の富裕層は、国外へ逃れようとしている。
 そして、日本は、格差が急激に拡大しつつあるという。
 今、日本は、グローバル化は良い事だとTPPへの道を進
んでいるが、
 また、自由化は良いのだと、自由化を、他の選択が出来な
いという、『ある意味の不自由な状況』の中での話し合いの
テーブルに付かせられている。
 また、グローバル企業が、有利な環境の中でビジネスをし
たいという、自分たちに有利な条件を『公正なのだ』と押し
付ける話し合いが進んでいる。
 それも「秘密にせよ」との、誰がつくったか分からないが、
その様なルールで進んでいる。
 情報を公にしない、秘密会議となっている。
 公(おおやけ)のチェックを拒絶した、まったく非民主的
進め方となっている。
 アメリカが好きな民主的な行為ではない。
 今、日本国内においても、「秘密保護法案」が検討されて
いる。
 何でも白昼に曝(さら)すと、国益にならないから秘密に
するのだという。
 国民の公僕が締め付けに合っている。
 これも、国民のチェックが入らない、ある意味の「独裁シ
ステム」。
 国民の知らない内に、国があらぬ方向へ流されていたとい
う事にならなければ良いが。
 結局は、国民は愚民と、ある意味、馬鹿にされ、思われて
いるシステム。
 次第次第に、暗い時代になって行った、取り返しがきかな
いという事態になって行った、過去のある時の様にならなけ
れば良いがと思う。
 秘密にすべき国益が存在するという。
 『国民に知らしむるべきこと』ができないという。
 その様なものでできた事が、出来たものが、『本当の国益
と考えているという。
 その様な国益が存在すると思う事が間違い。
 秘密にする事で、国策遂行がうまく行くとか、
 秘密にする事で、国益が守られると言うが、
 逆に、国益が損なわれていると思わないのか?
 例えば、
 国民も知らずに、
 国際的にも知られない状態で、
 国益だからと・・、
 日本の大切な防衛の問題だからと・・、一例を言えば、
 日本の優秀な潜水艦に、日本の潜水艦は、まったくと言っ
ていいほど、優秀なので、潜水状態を感知されるような音を
出さない。その為、探知されない。
 その様な、日本の優秀な潜水艦に、核弾頭ミサイルを秘密
裏に積ませるという話が、その様な話が、果たして秘密裏に
遂行され、行なわれて良いのか?
 この様な類いは、すぐに色々言う事が出来る、・・が、
 故に、やはり、
 「万機公論」に、「決して行かねばならない」。
 そんな事をやっているから、アメリカでは、
 過激な市場原理主義に流れ、それに呑みこまれ、例えば、
医療費が払えなくなった方たちが、医療の恩恵に浴せず、亡
くなっていく死んでゆく、高齢者に特に多く出ているという、
 そして、
 人間らしい生活がしたいと、
 生存のために選択した若者の選択、
 軍隊入隊の選択の末に、
 海の向こうの戦争に行くはめになったワーキングプア
若者達が出るという事態。
 新しい世界や事態に目を向け、判断し、選択してゆくのは
『私たちなのだ』。
 秘密裏に事を進める貴方たちではないのだ。
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(参考)OECD:経済協力開発機構(けいざいきょうりょくか
いはつきこう、英: Organisation for Economic Co-operati
on and Development, OECD、仏: Organisation de coopé
ration et de développement économiques, OCDE)は、
ヨーロッパ、北米等の先進国によって、国際経済全般につい
て協議することを目的とした国際機関。本部はパリに置かれ、
公用語は英語とフランス語。「先進国クラブ」とも呼ばれる。
(参考)☆OECD発足当初の原加盟国(アルファベット順)
20カ国、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク
フランス、ドイツ、ギリシャアイスランドアイルランド
イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェーポルト
ガル、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、イギリス、
アメリカ合衆国
☆その後の加盟国(加盟順)
日本(1964年4月28日)、 フィンランド(1969年1月28日)、
オーストラリア(1971年6月7日)、ニュージーランド
1973年5月29日)、 メキシコ(1994年5月18日)、 チェコ
(1995年12月21日)、 ハンガリー(1996年5月7日)、
ポーランド(1996年11月22日)、 韓国(1996年12月12日)、
スロバキア(2000年12月14日)、チリ(2010年5月7日)、
スロベニア(2010年7月21日)、イスラエル(2010年9月7日)、
エストニア(2010年12月9日)
☆加盟申請国、ロシア(2007年5月)
☆キー・パートナー国、加盟を視野に入れたOECD側の調査
開始を理事会が事務総長に請求(2007年5月)。
ブラジル、中国、インド、インドネシア南アフリカ共和国
☆その他、上記の加盟申請国、関与強化国のほか、 香港、
中華民国(台湾)(「 チャイニーズタイペイ」として参加)、
シンガポールなど、多数の国や地域がオブザーバーとして
OECDの種々の機関の活動に参加している。
(参考)一億総中流(いちおくそうちゅうりゅう)とは、
1970年代の日本の人口約1億人にかけて、日本国民の大多数
が自分を中流階級だと考える「意識」を指す。
(参考)秘密保護法:外交や防衛などに関わる秘密を漏えい
した公務員らの罰則を強化する「秘密保護法案」。
(参考)こう‐ぼく【公僕】.広く公衆に奉仕する者。公務員
のこと。「国民の―」
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     (詳しくは、以下のブログへ)
URL: http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /
URL: http://32983602.at.webry.info/