ニーチェの言葉

ニーチェの言葉 :
 仏教は、
   キリスト教に比べれば、
       100倍くらい現実的です。
 仏教は、
   歴史的に見て、
   ただ一つのきちんと論理的にものを考える宗教と
             言っていいでしょう」。

(参考)
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
(独: Friedrich Wilhelm Nietzsche、1844年10月15日 - 1900年8月25日)は、
 ドイツの哲学者・古典文献学者。

 ニーチェは、
   仏教を絶賛している。

 仏教ほど
  理知的で現実に正面から向き合っている
   宗教はないと言い、
 真に幸福のための具体的な道しるべを示し、
              実行しているという。

 ニーチェは、また、
  仏教の素晴らしいところを
   「仏教のよいところは『問題は何か』と
 客観的に冷静に考える伝統を持っているところです」
                とも言っている。
 そして、
 ニーチェは、
  キリスト教
   「生存することの不快や苦悩を
 来世の解決に委ねてしまう悪癖がある」と
           キリスト教を否定しています。

 そして、
 「キリスト教は、
   恨みという負の感情(ルサンチマン)によって
        突き動かされている宗教」といい、
 「このルサンチマンこそが
    キリスト教の苦悩の原因である」と
                 いっている。

(語意解説)
 ルサンチマン【(フランス)ressentiment】
 強者に対する
  弱者の憎悪や復讐(ふくしゅう)衝動などの感情が
    内攻的に屈折している状態。
 ニーチェやシェーラーによって用いられた語。
 怨恨(えんこん)。遺恨。