そのスペインの地を通して、ヨーロッパの地へと流れて行った。

 題:そのスペインの地を通して、ヨーロッパの地へと流れて行った。
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 南米などに居られたインディオスの方々・・、
 そのインディオスの方々は・・スペイン人のキリスト教
徒とキリスト教聖職者たちに・・殺された。
 その殺されたインディオスの方々の『金(きん)』は・
・何処へ行ったのか・・??
 今、何処にあるのか?
 当然の如く、その奪われた金は、その卑劣な殺戮者たち
の本国・・スペインへ運ばれた。
 奪い取った者とスペイン王との『山分け』という事だっ
たが、奪い取った者たちは『誤魔化していた』。
 歴史家は、その悪事を、白日のもとにした、その悪行為
が明らかとなっている。私腹を肥やしていたという。
 何処までも悪いことをする奴らだ。
 キリスト教徒とキリスト教聖職者たちは、50年間も・・
インディオスの方々を殺戮して廻わり・・、そして奪い取
り、得た・・金(きん)を・・、
 キリスト教聖職者のラス・カサスは・・、
 『このままでは天に召されない』と・・、
 50年間、さんざん殺しまくった後に、罪の意識に苛(さ
いな)まれ、本国のスペイン王とその臣下及び関係者たち
に報告した。
 聞いた王様たちも、あまりの惨(むご)さに、そのすべ
てを聞けなかった。
 そして、簡潔でよいから報告書にまとめよ・・と言った、
 そう言って出来た報告書が・・今、岩波文庫の本『イン
ディアスの破壊についての簡潔な報告』・・となっている。
 最近、『世界大百科事典』などに、嘘の記述があるので
注意を要する。
 『世界大百科事典』も、そのあまりのひどさに・・、
 真実が書けなかったという事なのか???
 たが、嘘の記述が多いという事は、誉められたことでは
ない。
 殺された方たちの、『無念の心・気持ち』までもを、握
りつぶそうという事なのか? 卑劣の極みである。
 例えば、卑劣な行為をしたキリスト教聖職者のラス・カ
サスについて・・、
 『ラス・カサスが、インディオスの自由と生存を護るた
めに精力的に活動した』と記されている・・が、酷(ひど)
い嘘だ。まったくの嘘の記述だ。
 ラス・カサスが、『キリスト教徒』と呼んだスペイン兵
と・・、
 ラス・カサスたちのキリスト教聖職者たちが・・、
 一緒になって、殺されたインディオスの家へ行って、出
向いて、『金を奪っている』ことも、この報告書に、はっ
きり記されているのだ・・。
 また、目の前で、インディオスが殺されているのを、助
けようともしなかったキリスト教聖職者ラス・カサス司祭
なのだ。責任は免れ得ない。綺麗に書くどころではない。
 この殺戮を始める前に、ラス・カサスは、本国のキリス
ト教に問い合わせをしている。
 その時、本国のキリスト教からの返事には・・、
 インディオスの方々を、「人ではない」という、返事を
返信し、ラス・カサスは、その様な見解を貰っている。
 この様なキリスト教からの見解・返事も影響し、殺戮行
為が、あまりにも惨い、殺戮行為となったと言える。
 遊びの様にインディオスの方々を殺している。
 赤ん坊を・・岩に叩きつけたり・・、
 インディオスの方々を・・並ばせて、立たせて・・、
 槍で、何人を突きとおして殺せるか? などということ
を、ラス・カサスの目の前でやっている。まだまだ惨い事
がこの記録には数々が書かれている。
 キリスト教聖職者ラス・カサスは、何も言わずに見てい
た。もしかすると、一緒になって、何かをしていたかもし
れない・・。
 キリスト教には、古代にも、アフリカの方々を、「人間
ではない」と言っている記録がある(この時はエチオピア
の方々)。
 キリスト教聖職者ラス・カサスは、褒美(ほうび)とし
て、インディオスの人々を奴隷として貰っている(「エン
コミエンダ」と言われている)。
 この悪漢・キリスト教聖職者ラス・カサスは、ありがた
く貰っている。
 これがキリスト教聖職者かと、憤りが心底から沸く。
 ラス・カサス自身も言っている・・、
 「キリスト教の布教の活動をするより、世の中の、世俗
の利益に目がくらんで、その利益の追求に心を奪われ、専
念した」・・と。馬鹿めと言いたい、また、『世界大百科
事典』は、どこを見ているのだ・・。
 とんでもない野郎たちだ、そして、キリスト教聖職者だ。
 この様にして奪い取ってきた金は・・、
 当然、受け取ったスペイン王からスペインの地へ、
 そして、そのスペインの地を通って、ヨーロッパの地へ
と流れて行った。
 そして、そのインディオスの呪いの込められた金は、殺
されたり、そして、騙(だま)されたりして、取られた金
などは・・、
 キリスト教の大聖堂や、王の宮殿を飾る、装飾に使われ
た。
 キリスト教に偏するNHKは、それを『綺麗だ、綺麗だ』
と、NHKの放送媒体を使ってよく放送する。
 キリスト教国に偏するNHKだ。
 表面的には、綺麗に見えるキリスト教大聖堂も、無念に
殺された『インディオスの方々の金』なのである。
 その無念の死を、そのきれいな大聖堂の向こう側には、
その卑劣な事実が存在するのだ。
 NHKよ! その事実を、インディオスの方々の無念の死
を、知れ、思やりなさい、思い出しなさい、そして、祈っ
て差し上げなさい。
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(資料1)エンコミエンダの成立:エンコミエンダは、ス
   ペイン王室が、スペイン人入植者に、その功績に対
   する王室からの下賜として、一定地域の先住民を「
   委託する(エンコメンダール)」という制度であり、
   エンコミエンダの信託を受けた個人をエンコメンデ
   ロと呼んだ。征服者や入植者にその功績や身分に応
   じて一定数のインディオを割り当て、一定期間その
   労働力を利用し、貢納物を受け取る権利を与えた。
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   (詳しくは、以下のブログへ)
URL:http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /