(その37)日本にある『物づくりの精神』の良さを、見直せ・・

題:(その37):国際人を作る教育は本末転倒しています・・日本人を、しっかり、作ることこそが大切・・国際の場で、ちゃんと日本が説明できる『そういう人が国際人』・・だから、日本の教育にはいろいろ問題がある・・自国の国語教育を徹底的にやることが大切・・日本の『精神性と物質世界との調和を大切にする』ところを一生懸命に勉強しているウクライナの小学生・・グローバリズムはその様な日本には合わない・・共産主義唯物論で精神的なものは認めないからおかしい・・昔の経団連から変わった・・変わった今の経団連は自分の懐が肥える事しか考えてない・・格差社会になってしまった日本・・社員や日本国民を顧(かえり)みない日本の企業経営者・・経団連がTPPを推進するのは自分たちの利益優先の考えから来ている・・日本を置き去りにして日本を出て行った日本企業・・ビジネスだけを求めて・・日本にある物づくりの精神の良さを見直せ・・外国にはないここが日本の素晴らしい所・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:2/2【馬渕睦夫グローバリズムの罠 国難の正体 後半 (54分19秒)
https://www.youtube.com/watch?v=d9BwAEI82Fw&list=PL1WW2onRUfalYgXJescddoDsEbZBiTN6v&index=2
2013/08/06 に公開
講師:馬渕 睦夫 氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
演題:グローバリズムの罠 国難の正体
日時:平成25年7月28日(日)午後2時〜
会場:栃木県護国神社 護国会館
.
内容:(タイム9:26)
(馬淵氏):だから、国際人を作る教育なんて、本末転倒し
てますね、
 まず日本人を作りなさい、そうしたら、自然に国際人にな
れるんですよ、
 国際人なんていう言葉を、発明するのがおかしい事ですね、
 そういう国際の場に出て、日本をちゃんと説明できる、
『そういう人が国際人』なんでしょうね、あえて言えば、
 えー、だらか、そういう事から、色々、今の日本の教育、
英語教育も含めて、問題点が出て来るんですが、
 あのー、飛んだついでに申し上げますと、ウクライナでは、
勿論、そのー、独立して20年ですけども、
 自国の国語教育というものを、物凄くやるんですね、
 毎日、やる訳ですね、徹底的にやる、
 で、私、たまたま、小学校5年生の時になって、初めて外
国の文学を学ぶんですが、
 そこで、日本の松尾芭蕉について学ぶんですがね、
 で、そういう話を聞いて、私は、小学校5年生の、ウクラ
イナのですよ、小学校5年生の教科書を取り寄せました、国
語の、て、言うのはウクライナ語のね、
 そうしたら、びっくりしましたよ、
 つまり、3冊あるんです、
 つまり、ウクライナ語、日本語で言えば『現代文』ね、
 それから『文法』、それはウクライナの文法ですね、
 それから3冊目が、『外国文学』、
 全部、800頁あるんです、教科書がですよ、
 3つ足しますとどれぐらいですか?2千何百頁、2400
〜2500頁、
 小学校5年生で、こんな教科書を使っている、
 それで、例えば、あのー、日本をどう教えているか関心が
ありましたからね、
 その、外国語の教科書で、日本について書いてあるところ
に、勿論、松尾芭蕉を取り上げているんですが、
 詳しくは、感動的なところを、この日本の力に書いて置き
ましたが、
 松尾芭蕉について、説明があるんですね、
 で、松尾芭蕉の隣くらいに、ゲーテについての説明もあり
ました、
 ゲーテについての説明は、3頁しかない、
 松尾芭蕉には、9頁さいて、説明してんですよ、
 そいで、難しい松尾芭蕉の俳句を勉強しているんです、小
学校5年生でね、
 私も、今、これを見ないと忘れるくらいに、難しいですよ、
 皆さんは、こういう俳句は、勿論、そのー、古池や 蛙
飛び込む 水の音とかね、
 五月雨を集めて早し最上川ですか、そういうのは、ご存知
でしょう、
 でも、こういうのは、ご存知ですか?
 「うらやまし浮世の北の山桜(あなたの住んでいる金沢は静
かな場所でうらやましい。私 は今江戸にあってよろず浮世の
問題に悩まされています)」
 「旅人と我名よばれん初しぐれ(此句は、師、武江に旅出
の日の吟也。心のいさましきを句のふりにふり出して、「よ
ばれん初しぐれ」とは云しと也。いさましき心を顕す所、
謡のはしを前書にして、書のごとく章さして門人に送られ
し也。一風情あるもの也。この珍らしき作意に出る師の心
の出所を味べし)」
 「花盛り山は日ごろの朝ぼらけ(吉野の山はいま桜花爛漫。
さぞやこういう日の山の 夜明けは一種独特の明け方をする
のであろうと待っていたが、なにいつもと変らぬ 明け方を
した。拍子抜けの驚きを句に捕らえた)」
 「田や麦や中にも夏のほととぎす(『曾良書留』には、
白河の関やいずことおもふにも、先づ、秋風の心に動きて、
苗緑に麦あからみて、粒々に辛きめをする賎がしわざも目に
近く、すべて春秋のあはれ、月雪のながめより、この時はや
や卯月のはじめになん侍れば、百景一つをだに見ことあたは
ず。ただ声をのみて筆を捨つるのみなりけらし」と詞書があ
る。句の解釈はこれに込められているのだろうが、表向きは、
緑の田と黄ばんだ麦の畑が目に入る夏の景色の中で、ホトト
ギスの声が一段と夏の気を彩っていることだ)」。
 こういう句が、18句あるんですが、
 ウクライナの小学校5年生が勉強してるんですよ、
 松尾芭蕉の句だと言って、
 私も、授業を見て、ちょっと、恥ずかしくなって、
 私も知らない句がある、
 「細み」とか、「細み」なんて、皆さん、ご存知ですか?
 松尾芭蕉の「細み」(蕉風俳諧の根本理念の一。作者の心
が対象にかすかに深く入り込んでとらえる美、およびそれが
繊細微妙に表現される句境)、
 「しおり」(蕉風俳諧の根本理念の一。対象に対する作者
の繊細な感情が、自然に余情として句にあらわれたもの)、
なんて、勉強してるんです、
 これも、私も、あのー、あらためて勉強し直しました、
 そいで、松尾芭蕉の作品を通じてですね、日本人にとって
「自然はインスピレーションの源」であり、日本人は、「
自然の描写によって己の心情を表現する」、
 日本人は、「平凡さの中に、美を見出し」、
 「精神性と物質世界との調和を大切にする」なんて、見事
にポイントを捉えている、
 勉強している、そういう事を、学んでるんですよ、
 つまり、強調したかったのは、『精神性と物質世界との調
和を大切にする』という点なんです、
 それが、私が、グローバリズムに反対している理由の一つ、
 日本は、グローバリズムは合わないんです、
 つまり、精神性と物質性のバランスというものが、日本に
とっては大切な事なんです、
 これに合わないのは、何かおかしいと感じる訳ですね、
 だから、共産主義は、おかしいんです、
 共産主義は、唯物論ですからね、精神的なものを認めない、
 ちょっと飛びましたけども、えー、だから、国際人なんて
いう教育をするっていうことは、どういう事かと、まったく、
本末転倒だという事を言いたかった訳ですね、
 えー、で、日本の経団連の方が、戦後思想に染まっている
という事を、申し上げましたけども、
 今、残念ながらね、プラザ合意以降、1985年のプラザ合
意以降、日本の経営者の倫理観が落ちましたね、
 この間、聞いて、びっくりしました、某赤字企業ですよ、
世界的な日本の赤字企業の社長の年俸が10億円、10億円と
か、おかしいですね、
 某テレビ局の会長さんは、8億円なんて、どういう事です
か? これは、
 日本は、昔は、『1億総中流』とか言われました、
 本当に格差のない社会だったですね、
 だが、今、格差社会になってしまった、
 つまり、日本の経営者は、残念ながら、自分の懐を肥や
す事を考えてしまう、
 そういう事は、逆に言えば、社員の利益でもない、まして
や日本国民の利益でもない、
 利益なんかを考えてないんです、
 だから、TPPなんかで、こういう日本の大企業、多国籍企
業と言いますが、私は、むしろ、無国籍企業だと言っている
んですが、
 そういう人たちは、何を考えているのかと言うと、自分た
ちの利益をどうやって守るかという事ですよ、TPPで、あの
人たちが、考えているのは、
 だから、経団連が、TPPを推進するのは、物凄く注意しな
ければいけない、
 自分の会社が儲かるかどうかです、
 それは、日本国民が儲かるかどうかじゃない、
 日本国民の健康がどうか? 守られるかどうかじゃないん
です、
 自分の会社が、ビジネス出来るか、どうかですよ、
 つまり、残念ながら、すべてとは言いませんが、多くの経
営者の方が、そうなってしまった、
 だから、ソニーパナソニックも、まあ、名前を出して悪
いですが、赤字になるはずです、
 もう一つ、理由がある、それは何かというと、海外立地し
た事なんですよ、
 これは、皆さん、意外に思われるかもしれませんね、
 私の友人でパナソニックに行ってる奴に聞いた、何で行く
んだと言ったら、そしたら、周りが行くから行くんだと言っ
てましたけどね、
 中国なんかに行ったら、身ぐるみ剥されるぞと言ったら、
私は言ってたんですけど、
 だんだん、そうなりましたね、この間、襲われましたね、
パナソニックもね、
 何故かというと、さっき、松尾芭蕉のところで、ウクライ
ナ人が見抜いていたではないですか、
 『日本人は、物質と精神のバランスを大切にする国民だ』
と、
 だから、我々の、よく『物づくりの精神』と、よく言われ
ますね、
 それは、このバランスなんです、
 例えば、これ、物じゃないです、物じゃないですね、私た
ちにとっては、これにも魂が宿っていると考えるのが日本人
です、
 例をあげますが、私の氏神様は、品川神社なんですが、
 品川神社に、月に1回、お参りに行きますけど、行きます
とね、包丁塚っていうのがあるんです、包丁塚、
 この、あのー、板前さんのね、それは、品川宿の昔から、
あそこは宿場町で、沢山、料理して来たんです、
 だから、まあ、生き物の殺生をして来ている訳ですね、
 それと、刃が欠けてボロボロになった包丁、
 ボロボロになったからって、日本人は捨てないんですよ、
 ちゃんと、あのー、感謝の意を込めて、霊を慰めると言っ
たら大袈裟かもしれませんが、同じ事ですね、
 魂を、その包丁を、に、何て言いますか?あのー、回向す
ると言いますかね、そういう事です。
 (タイム17:40)
..
 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009

題:(その37):国際人を作る教育は本末転倒しています・・日本人を、しっかり、作ることこそが大切・・国際の場で、ちゃんと日本が説明できる『そういう人が国際人』・・だから、日本の教育にはいろいろ問題がある・・自国の国語教育を徹底的にやることが大切・・日本の『精神性と物質世界との調和を大切にする』ところを一生懸命に勉強しているウクライナの小学生・・グローバリズムはその様な日本には合わない・・共産主義唯物論で精神的なものは認めないからおかしい・・昔の経団連から変わった・・変わった今の経団連は自分の懐が肥える事しか考えてない・・格差社会になってしまった日本・・社員や日本国民を顧(かえり)みない日本の企業経営者・・経団連がTPPを推進するのは自分たちの利益優先の考えから来ている・・日本を置き去りにして日本を出て行った日本企業・・ビジネスだけを求めて・・日本にある物づくりの精神の良さを見直せ・・外国にはないここが日本の素晴らしい所・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
You Tubeの題:2/2【馬渕睦夫グローバリズムの罠 国難の正体 後半 (54分19秒)
https://www.youtube.com/watch?v=d9BwAEI82Fw&list=PL1WW2onRUfalYgXJescddoDsEbZBiTN6v&index=2
2013/08/06 に公開
講師:馬渕 睦夫 氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
演題:グローバリズムの罠 国難の正体
日時:平成25年7月28日(日)午後2時〜
会場:栃木県護国神社 護国会館
.
内容:(タイム9:26)
(馬淵氏):だから、国際人を作る教育なんて、本末転倒し
てますね、
 まず日本人を作りなさい、そうしたら、自然に国際人にな
れるんですよ、
 国際人なんていう言葉を、発明するのがおかしい事ですね、
 そういう国際の場に出て、日本をちゃんと説明できる、
『そういう人が国際人』なんでしょうね、あえて言えば、
 えー、だらか、そういう事から、色々、今の日本の教育、
英語教育も含めて、問題点が出て来るんですが、
 あのー、飛んだついでに申し上げますと、ウクライナでは、
勿論、そのー、独立して20年ですけども、
 自国の国語教育というものを、物凄くやるんですね、
 毎日、やる訳ですね、徹底的にやる、
 で、私、たまたま、小学校5年生の時になって、初めて外
国の文学を学ぶんですが、
 そこで、日本の松尾芭蕉について学ぶんですがね、
 で、そういう話を聞いて、私は、小学校5年生の、ウクラ
イナのですよ、小学校5年生の教科書を取り寄せました、国
語の、て、言うのはウクライナ語のね、
 そうしたら、びっくりしましたよ、
 つまり、3冊あるんです、
 つまり、ウクライナ語、日本語で言えば『現代文』ね、
 それから『文法』、それはウクライナの文法ですね、
 それから3冊目が、『外国文学』、
 全部、800頁あるんです、教科書がですよ、
 3つ足しますとどれぐらいですか?2千何百頁、2400
〜2500頁、
 小学校5年生で、こんな教科書を使っている、
 それで、例えば、あのー、日本をどう教えているか関心が
ありましたからね、
 その、外国語の教科書で、日本について書いてあるところ
に、勿論、松尾芭蕉を取り上げているんですが、
 詳しくは、感動的なところを、この日本の力に書いて置き
ましたが、
 松尾芭蕉について、説明があるんですね、
 で、松尾芭蕉の隣くらいに、ゲーテについての説明もあり
ました、
 ゲーテについての説明は、3頁しかない、
 松尾芭蕉には、9頁さいて、説明してんですよ、
 そいで、難しい松尾芭蕉の俳句を勉強しているんです、小
学校5年生でね、
 私も、今、これを見ないと忘れるくらいに、難しいですよ、
 皆さんは、こういう俳句は、勿論、そのー、古池や 蛙
飛び込む 水の音とかね、
 五月雨を集めて早し最上川ですか、そういうのは、ご存知
でしょう、
 でも、こういうのは、ご存知ですか?
 「うらやまし浮世の北の山桜(あなたの住んでいる金沢は静
かな場所でうらやましい。私 は今江戸にあってよろず浮世の
問題に悩まされています)」
 「旅人と我名よばれん初しぐれ(此句は、師、武江に旅出
の日の吟也。心のいさましきを句のふりにふり出して、「よ
ばれん初しぐれ」とは云しと也。いさましき心を顕す所、
謡のはしを前書にして、書のごとく章さして門人に送られ
し也。一風情あるもの也。この珍らしき作意に出る師の心
の出所を味べし)」
 「花盛り山は日ごろの朝ぼらけ(吉野の山はいま桜花爛漫。
さぞやこういう日の山の 夜明けは一種独特の明け方をする
のであろうと待っていたが、なにいつもと変らぬ 明け方を
した。拍子抜けの驚きを句に捕らえた)」
 「田や麦や中にも夏のほととぎす(『曾良書留』には、
白河の関やいずことおもふにも、先づ、秋風の心に動きて、
苗緑に麦あからみて、粒々に辛きめをする賎がしわざも目に
近く、すべて春秋のあはれ、月雪のながめより、この時はや
や卯月のはじめになん侍れば、百景一つをだに見ことあたは
ず。ただ声をのみて筆を捨つるのみなりけらし」と詞書があ
る。句の解釈はこれに込められているのだろうが、表向きは、
緑の田と黄ばんだ麦の畑が目に入る夏の景色の中で、ホトト
ギスの声が一段と夏の気を彩っていることだ)」。
 こういう句が、18句あるんですが、
 ウクライナの小学校5年生が勉強してるんですよ、
 松尾芭蕉の句だと言って、
 私も、授業を見て、ちょっと、恥ずかしくなって、
 私も知らない句がある、
 「細み」とか、「細み」なんて、皆さん、ご存知ですか?
 松尾芭蕉の「細み」(蕉風俳諧の根本理念の一。作者の心
が対象にかすかに深く入り込んでとらえる美、およびそれが
繊細微妙に表現される句境)、
 「しおり」(蕉風俳諧の根本理念の一。対象に対する作者
の繊細な感情が、自然に余情として句にあらわれたもの)、
なんて、勉強してるんです、
 これも、私も、あのー、あらためて勉強し直しました、
 そいで、松尾芭蕉の作品を通じてですね、日本人にとって
「自然はインスピレーションの源」であり、日本人は、「
自然の描写によって己の心情を表現する」、
 日本人は、「平凡さの中に、美を見出し」、
 「精神性と物質世界との調和を大切にする」なんて、見事
にポイントを捉えている、
 勉強している、そういう事を、学んでるんですよ、
 つまり、強調したかったのは、『精神性と物質世界との調
和を大切にする』という点なんです、
 それが、私が、グローバリズムに反対している理由の一つ、
 日本は、グローバリズムは合わないんです、
 つまり、精神性と物質性のバランスというものが、日本に
とっては大切な事なんです、
 これに合わないのは、何かおかしいと感じる訳ですね、
 だから、共産主義は、おかしいんです、
 共産主義は、唯物論ですからね、精神的なものを認めない、
 ちょっと飛びましたけども、えー、だから、国際人なんて
いう教育をするっていうことは、どういう事かと、まったく、
本末転倒だという事を言いたかった訳ですね、
 えー、で、日本の経団連の方が、戦後思想に染まっている
という事を、申し上げましたけども、
 今、残念ながらね、プラザ合意以降、1985年のプラザ合
意以降、日本の経営者の倫理観が落ちましたね、
 この間、聞いて、びっくりしました、某赤字企業ですよ、
世界的な日本の赤字企業の社長の年俸が10億円、10億円と
か、おかしいですね、
 某テレビ局の会長さんは、8億円なんて、どういう事です
か? これは、
 日本は、昔は、『1億総中流』とか言われました、
 本当に格差のない社会だったですね、
 だが、今、格差社会になってしまった、
 つまり、日本の経営者は、残念ながら、自分の懐を肥や
す事を考えてしまう、
 そういう事は、逆に言えば、社員の利益でもない、まして
や日本国民の利益でもない、
 利益なんかを考えてないんです、
 だから、TPPなんかで、こういう日本の大企業、多国籍企
業と言いますが、私は、むしろ、無国籍企業だと言っている
んですが、
 そういう人たちは、何を考えているのかと言うと、自分た
ちの利益をどうやって守るかという事ですよ、TPPで、あの
人たちが、考えているのは、
 だから、経団連が、TPPを推進するのは、物凄く注意しな
ければいけない、
 自分の会社が儲かるかどうかです、
 それは、日本国民が儲かるかどうかじゃない、
 日本国民の健康がどうか? 守られるかどうかじゃないん
です、
 自分の会社が、ビジネス出来るか、どうかですよ、
 つまり、残念ながら、すべてとは言いませんが、多くの経
営者の方が、そうなってしまった、
 だから、ソニーパナソニックも、まあ、名前を出して悪
いですが、赤字になるはずです、
 もう一つ、理由がある、それは何かというと、海外立地し
た事なんですよ、
 これは、皆さん、意外に思われるかもしれませんね、
 私の友人でパナソニックに行ってる奴に聞いた、何で行く
んだと言ったら、そしたら、周りが行くから行くんだと言っ
てましたけどね、
 中国なんかに行ったら、身ぐるみ剥されるぞと言ったら、
私は言ってたんですけど、
 だんだん、そうなりましたね、この間、襲われましたね、
パナソニックもね、
 何故かというと、さっき、松尾芭蕉のところで、ウクライ
ナ人が見抜いていたではないですか、
 『日本人は、物質と精神のバランスを大切にする国民だ』
と、
 だから、我々の、よく『物づくりの精神』と、よく言われ
ますね、
 それは、このバランスなんです、
 例えば、これ、物じゃないです、物じゃないですね、私た
ちにとっては、これにも魂が宿っていると考えるのが日本人
です、
 例をあげますが、私の氏神様は、品川神社なんですが、
 品川神社に、月に1回、お参りに行きますけど、行きます
とね、包丁塚っていうのがあるんです、包丁塚、
 この、あのー、板前さんのね、それは、品川宿の昔から、
あそこは宿場町で、沢山、料理して来たんです、
 だから、まあ、生き物の殺生をして来ている訳ですね、
 それと、刃が欠けてボロボロになった包丁、
 ボロボロになったからって、日本人は捨てないんですよ、
 ちゃんと、あのー、感謝の意を込めて、霊を慰めると言っ
たら大袈裟かもしれませんが、同じ事ですね、
 魂を、その包丁を、に、何て言いますか?あのー、回向す
ると言いますかね、そういう事です。
 (タイム17:40)
..
 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009