(その30)不思議な朝鮮戦争・・戦うための武器・兵員を与えられなかった将軍

題:(その30):スターリンは、その決議案を通せと言った訳です・・朝鮮戦争アメリカとソ連は『結託』していた・・両国が同意の下での戦争・・司令官のマッカーサーは、それを知らないのも不思議・・だから、作戦のすべてを否定された・・アメリカはその言い訳にイギリスのせいだとした・・アメリカに利用された蒋介石・・そして、何故か?アメリカに嫌われた蒋介石・・中共軍が参戦して来る橋を攻撃するなと何故か?叩かせないアメリカ・・マッカーサーは解任の憂き目に・・マッカーサーの後任の司令官は『攻撃するな』『勝利するな』と言われた、そんな戦争・・今でもこの問題・謎に日本をはじめ、世界が直面している・・アメリカは蒋介石に『毛沢東に勝つな』と言った・・蒋介石は思う『アメリカは同盟国ではなかった』と・・アメリカは第二次世界大戦を世界の共産化のために戦った・・明白に共産化に『ノー』と言ったのは日本・・「蒋介石さん、もう結構です」と、そして、今度は毛沢東へのアメリカ、そして、中国が共産化・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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You Tubeの題:1/2【馬渕睦夫グローバリズムの罠 国難の正体 前半
 CHSTochigi(1時間03分20秒)
https://www.youtube.com/watch?v=64Sclci4EVg&list=PL1WW2onRUfalYgXJescddoDsEbZBiTN6v
2013/08/06 に公開
講師:馬渕 睦夫 氏(元駐ウクライナモルドバ大使)
演題:グローバリズムの罠 国難の正体
日時:平成25年7月28日(日)午後2時〜
会場:栃木県護国神社 護国会館
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内容:(タイム10:23)
(馬淵氏):スターリンは・・なんて言ったか?・・と、
 『いや、ソ連は、出席すべきでない』と言ったんですよ
ね、『その決議案を潰せ』とは言わなかった、
 『決議案を通せ』と言った訳です、
 こういう事が、堂々と公開情報で流れてんですよ、
 そうすると、朝鮮戦争と言うのは、一体、どーいう戦争
だったのか?もう、分かりますね、
 アメリカとソ連は、『結託』していた訳です、
 結託と言う言葉は良くないんですが、
 同意のもとに生まれた戦争なんですよ、
 それは、ちゃんと、ご存知のように、ちゃんと、アメリ
カが口火を切ってた、
 アジソンと言う国務長官が、その年、起ったのは1950年
ですが、
 その年の初めに、『韓国は、アメリカの防衛線の外だ」
と言っちゃったんですよね、
 あえて、私は、言ったんだと思うんですが、
 本筋ではないですよ、これは、
 だから、アメリカが、北朝鮮軍に、「どうぞ、韓国に侵
入しなさい」と言った訳なんですよ、
 その通り、それから、6か月後ですか?
 6か月後に、侵攻したわけですよ、
 これは、当然ですよね、
 アメリカが、防衛線の範囲外だと言うから、どうぞ自由
におやりなさいと言っている訳でしょ、
 それで、スターリンは、国連軍を、どうぞ、作りなさい
と言った訳です、そういう戦争だった、
 で、その事実を、知らなかったのがマッカーサーなので、
 不思議ですね、
 国連軍の司令官、事実上、アメリカ軍の司令官として、
 朝鮮戦争北朝鮮軍と戦った最大の責任者のマッカーサ
ーが、その事を知らなかった訳です、
 知らなかったどころではないんです、
 彼はね、朝鮮戦争で、当然、戦争ですから、勝とうとし
て色々な作戦を、本国に進言する訳ですね、
 全部、「ノー」と言って来る訳ですよ、ワシントンは、
 で、マッカーサーは、何が何だか分からなくなって、
 で、彼、マッカーサー回想録にちゃんと出てるんですね、
 でも、あまり、この部分は、注目されてない、
 マッカーサーが、日本で、どういう統治をやったかって
いう事ばかり、日本では注目を浴びて、
 朝鮮戦争の部分は、ほとんど無視されているけれども、
 堂々と、証拠として残っているんです、
 マッカーサーは、トルーマン(大統領)の特使のアヴェ
レル・ハリマンとの会談を回想して、こう言っているんで
す、「ワシントンでは、外国、特に、イギリスの影響力が
非常に強く働いている、で、共産主義、つまり、北朝鮮
に、勢力ですね、に対する攻勢を強化する事には、あまり、
関心がない」と、
 アメリカ政府は、関心がないと言っている、
 トルーマン大統領は、蒋介石を非常に嫌っており、
 これも不思議なんですが、
 蒋総統と仲よくする者は、大統領の怒りを買うことと、
覚悟せねばならない、
 つまり、蒋介石と仲よくしてたのはマッカーサーなんで
す、だから、マッカーサーは、何とか、蒋介石を、ここに、
介入させようとしていたんですね、
 それを、「ノー」と言って来た訳ですね、
 しかも、蒋介石を擁護する様なことは、「けしからん」
という事なんです、
 で、その極め付きは、一つだけ申し上げますが、
 中共軍が、そのうち、介入して来る訳ですね、
 中共義勇軍なんですが、
 その、鴨緑江にかかっている橋を、当然、橋を越えて、
橋を通って、北朝鮮に入って来る訳ですから、
 だから、誰だって、当然、常識的に、その橋を叩こうと
思いますね、
 で、マッカーサーも、それを進言して、「叩かしてくれ」
と言ったら、『駄目だ」と言って来たんですね、
 何故、ダメか?
 『イギリスが反対している」って言うんです、
 不思議な戦争ですね、
 それで、マッカーサーだけじゃないんです、
 マッカーサーが解任された後、休戦協定、昨日が60周年、
それに調印したクラーク将軍っていうのが居るんですが、
 アメリカの将軍、クラーク将軍も、マッカーサーと同じ
様な事を言っている、
 で、クラーク将軍も回想録を出しているんですけれども、
 私に、つまり、クラーク将軍に付与された任務は、『防
戦的なものだった』・・と、
 私には、勝利するために必要な権限も、武器も、兵員も
与えられなかったと言ってんですよ、
 で、それで、アメリカは、戦争させられた訳ですよ、
 アメリカが、させられたという言い方は、変ですが、
 結局、アメリカの兵士は、むざむざと、流さなくてもい
い血を流した訳ですね、それが、朝鮮戦争の実態なんです、
 こういう戦争ですよ、
 なんで、そうなのか?という事ですね、
 その、戦後のこういう、これは、一つに過ぎませんが、
この不思議、・・ていうか、謎ですね、
 これは、私にとっても、ずーっと謎だったんですが、
 それを解明したのが、結局、この本だというか、
 その答え、それから導き出される、こんにち、日本をは
じめ、世界が直面している最大の問題とは何か?という事
の、ヒントが、それを解明するヒントが、
 例えば、今の、朝鮮戦争の不思議な歴史にもあるという
事なんで、
 つまり、朝鮮戦争だけではないんですが、
 中華人民共和国が、何故、出来たかっていう事を考えて
も、そうですよね、
 毛沢東が、偉かった訳でも、何でもない、
 蒋介石は、ほとんど、その第二次世界大戦が終わって、
国共内戦」と言いましてね、
 国民党軍と、共産党軍が、内戦を始めた、
 ほとんど、蒋介石が勝っていたんです、
 それに、蒋介石に「待った」をかけたのは、実は、アメ
リカなんですね、
 蒋介石に、「お前は、勝っちゃいけない」と、
 『共産党と連立政権を作りなさい』と言っている、
 だから、蒋介石は、驚愕する訳ですね、
 あれ? アメリカは、我々の同盟国じゃなかったのか?
・・と、
 実は、同盟国では無かったんです、
 この事を見間違うと、戦後の、今でも続いている世界政
治の根幹と言いますかね、それが分からない、
 アメリカは、何も、民主主義のために第二次世界大戦
戦った訳じゃないんですよ、
 私に言わしてみれば、世界を、共産化するために戦った
んです、不思議ですね、
 アメリカは、民主主義の旗手である、方や共産主義の旗
手はソ連である、
 で、戦後、アメリカとソ連が、いわゆる、東西冷戦とい
う形で対立するという事になっているんですよ、教科書で
は、
 だけども、アメリカは、じゃ、何のために大東亜戦争
戦ったのか?
 『中国を共産化するために戦った』というのが、私の結
論です。
 共産化の、アジアの対する共産化の波と言いますか、攻
勢というのは、上は、ソ連から降りて来ましたね、
 満州から中国に、
 それから、中国の中では、まー、一応、弱小ながら毛沢
東が、共産主義運動をやってたんですね、
 で、それに対して、明白に、「ノー」と言ったのは、『
日本』なんです、
 日本は、やはり、日本の国体から考えて、共産主義と言
うのは、日本の国体に合わない、
 だから、共産主義が、広がるのは阻止しなければならな
い、
 で、同じ様に民主主義を標榜(ひょうぼう)しているア
メリカだって、当然、同じ考えのはずですよね、
 だけども、アメリカは、日本の味方をしてくれなかった
訳ですよ、
 むしろ、『日本が、邪魔だった』という事ですね、
 つまり、中国を共産化する上で、日本に勝ってもらった
ら困った訳ですよ、アメリカは、
 だから、アメリカは、蒋介石にけしかけて、しかも、蒋
介石を使って、日本と戦争をさせた訳ですね、
 もう、蒋介石は、もう完全に負けていた訳ですよね、日
本軍に、
 それでも、アメリカは、蒋介石に、「お前は、戦いを止
めちゃいけない」と言って、重慶まで逃げさせて、まだ、
戦いを続けさせたんですよ、
 そして、戦争が終わった途端に、「蒋介石さんは、もう
結構です」と、今度は、毛沢東になった、不思議ですね、
 皆さん、いくら、世界史の教科書を読んだって、学校で
習ったって、分かんないでしょ、
 これが、今まで、隠されて来たんですね、
 アメリカは、勿論、そんなこと言いませんし、
 日本の学者さん、立派な学者さんも、誰も、そういう事
を言わない、
 何か、たまたま、アメリカが、一生懸命にやったんだけ
れども、毛沢東の人民の力が強かったなんて、
 こんな事、あり得ないですね、(タイム19:31)
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