出自(しゅつじ)の違いから・・、

 題:出自(しゅつじ)の違いから・・、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 インドの王族の生まれの・・、
 慈悲を説いた釈迦(紀元前463〜383年)が・・
 創始した佛教と・・、
 パレスチナ、現イスラエルの地のナザレの街で・・
 大工を営む人の下に生まれたイエスが・・関係して、
 そして、トルコの町に生まれた・・庶民の息子のパウロ
が創始したキリスト教・・、
 この両宗教には・・、
 この「出自(しゅつじ」の違いが・・大きく影響してい
る。
 キリスト教の聖書をよく読めば・・実感する。
 釈尊は・・、
 司祭階級(バラモン)のすべてを否定し・・、
 人間の大切さを説き・・、
 人間そのものの価値を重視する・・
 その行動を・・80年間の生涯を掛けて行い・・、
 人間が抱えている苦を・・死滅させ・・、
 正しく浄く生きるための真理を明かした。
 そして、行き着いた悟りの中で・・西洋研究者が理解不
能のことがあった・・、
 それは・・「あるのだけれど、見えない」境地について、
 特に、キリスト教的理解の中に居た西洋の研究者には・・
理解できなかった・・。
 また、一切のものが、無数の・・、
 そして、直接であろうと、間接であろうと・・、
 原因し、縁して起きている・・などなどと、悟しました。
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 (参考)しゅつ‐じ【出自】.1 人の、生まれ。事物の出
   どころなどにもいう。「蕪村の―を尋ねる」2 文化
   人類学で、個人が出生と同時に組み込まれる、特定
   の祖先を共通にする集団を決定する原理。 (類語):生
   まれ(うまれ) 出身(しゅっしん) 出(で)  ⇒類語辞書
   で詳しい使い方を調べる 。(関連語):出所(しゅっ
   しょ) お里(おさと)
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 そして、次の話・・、
 キリスト教のイエス・・、
 イエスの子供の頃は・・不明・・、
 どんな子供だったかは・・分かっていない・・
 キリスト教の聖書は、イエスが、洗礼者ヨハネの所に
来たところから・・急に始まっている・・、
 その様に、子供の頃の記載は・・まったく完全に無い・・、
 キリスト教学者は、それまでのイエスは、生まれ育った
と言われるナザレで、父親の職業と同じ、大工をしていた
のだと予測している。
 学校などへ通うイエスを予測する人もいるでしょうが・・、
 その様な生活の下(もと)には・・無かった様だ・・、
 古代の庶民なら・・、
 また、洗礼者ヨハネの所に来てからは・・洗礼者ヨハネ
と共に・・、
 というより・・洗礼者ヨハネの下で・・荒れ野での修行
をした・・、
 そして、その頃によくあった・・預言者の『逮捕と死刑
執行』があったが・・、洗礼者ヨハネが、やはり、逮捕さ
れ、獄死するということが起きた。
 イエスより先に、洗礼者ヨハネが逮捕され・・、
 獄死するということから・・、
 逮捕する側の・・官憲側は・・洗礼者ヨハネが、イエス
より逮捕する事が『より重要だ』と考え、主要者と見てい
たと・・はっきり言える。
 イエスが、洗礼者ヨハネの下に居たということが、この
ことが、はっきり示している。
 洗礼者ヨハネは、イエスを立てる様な性格の人であった
が・・イエスは、洗礼者ヨハネと共にいたということだけ
で、洗礼者ヨハネの活動が・・主要であったと言える。
 たから・・洗礼者ヨハネだけが逮捕となったのだとも言
える。イエスに、逮捕される様な、特筆すべきことはなか
った。
 イエスは、洗礼者ヨハネが死刑で居なくなってから、行
動を起こし始めた。
 イエスは、洗礼者ヨハネの師と言える人が、居なくなっ
たことによって、自分自身の頭で考える道へ踏み出した。
 路線は、洗礼者ヨハネとまったく同じ、洗礼者ヨハネ
言う路線で・・神の国の到来を述べ伝える事であった。
 洗礼者ヨハネは、イエスの従兄弟とも言われている。
 そして、これが、イエスのスタート時だった。30歳とい
う歳が過ぎていた。
 そして、イエスの活動期間は、わずかに1年か、2年と研
究者は言う。
 そして、参考に・・、
 釈尊の説いたものは・・
 縁が起き、成り行く始めに・・、
 無知(無明)から始まる・・ということを説き・・、
 その縁の成り行く中に・・
 妄執・もうしゅう(愛)などを説き・・、
 苦の生起を説いた・・などなど・・。
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