罪作りな言葉・・・、

 題:罪作りな言葉・・・、
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 イエスが、『全財産を貧しい人たちにあげてしまいなさ
い』と言うが、
 ここのところを、何度も読んでいて感じることは、
 イエスは、『激(げ)っし易(やす)い人だ』とつくづ
く感じる。
 そして、感情的に発言することが、「あちこち」に登場
する。
 そして、ここでも、『相手を、優しく納得させようとい
う言い方ができない人』だなと感じる。
 ここのところもまた、明らかにイエスは、『頭に来てい
る状態』で発言している。
 『全財産を上げてしまいなさい』に重点があって、『貧
しい人に』に、重点があるという発言ではない。
 小銭を持っていて、イエスが発言した相手が、小賢(こ
ざか)しく、快く思えなかったのでしょう。そして、この
発言となっている。
 イエスに、いつも、心のストレスがあったが・・、
 だから、この言葉は、貧しい人に施(ほどこ)すという
心より、「相手に対する反発心」が中心となっている。
 しかし、キリスト教は、当然、『貧しい人に重点』を当
てて、美化した言い方をする。
 この過激な発言では、本当にこの人が、全財産を投げ出
して良いと、イエスは思っていたのだろうか?
 イエス自身も、また、イエスの家族たちも、『全財産を
投げ出した』などという話は、皆目(かいもく)ないが、
 この人が、本当に、全財産を投げ出したら、この人こそ
が、他の人の助けを必要とする、助けを求める、「一文な
し」になってしまう。
 また、新たな可哀想な人を作ってしまう。
 まったくバランスを欠いた、激情した発言をするものだ
と思う。
 後代になっても、こんな「イエスの言葉」があるために、
「全財産をキリスト教団に差し出して」、キリスト教団の
施設の厄介にならなければならない人たちがいる。
 今でも、社会問題になっている財産没収教義だ。
 このシステムが巧く行かないという事、駄目だという事
は、すでに、社会で実証されている。
 また、この関連で生まれた「共産主義」は破綻している。
 この様な、感情的な言葉を、針小棒大にしてキリスト教
は美化しているが、
 「上手く行きませんでした。ごめんなさい」と、罪作り
な結果になっている。罪作りな「イエスの言葉」となって
いる。
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 (参考)こ‐ざかし・い【小賢しい】 [形][文]こざ
   か・し[シク] 1 利口ぶっていて差し出がましい。
   生意気である。2 何かにつけて要領よく振る舞って
   いる。悪賢くて抜け目がない。
 (参考)かい‐もく【皆目】 [副] 1 あとに打消しの語
   を伴って、強く否定する気持ちを表す。まるっきり。
   全然。「―ない」 2 まるまる全部、すっかりの意を
   表す。あとに否定的な意味・内容のくることが多い。
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   (詳しくは、以下のブログへ)
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