西洋は何でも優れているという『明治の思い込み』が・・

 題:西洋は何でも優れているという『明治の思い込み』が・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 日本人の殉教のイメージは、
 キリスト教イエズス会士のジャン・クラッセが書いた本
に影響されている。
 彼は、日本の本当の事情を知らずに、西洋の頭で書いて
しまった。
 そして、明治初頭の『西洋は何でも優れている』という
明治初頭の『思い込みの頭』の日本の劣等感が作用する。
 彼の著書を、明治初頭の10年代に、太政官(だじょうか
ん)本局翻訳官が翻訳し、
 本『日本西教史(せいきょうし)』という名で出版した。
 この本のイメージが、強烈に日本に定着してしまった。
 教科書にも記載され、解説書も、このキリスト教イエズ
ス会士の見解一色となってしまった。
 徳川幕府は、大弾圧をしたのだと。
 『まったく逆であった』のに。
 現代の日本人の殉教のイメージを決定づけた。
 事実は、まったくと言っていいほど違っていた。
 徳川幕府の基本的な姿勢は・・
 「キリシタンの捕縛は、極力少なく収めたい」であった。
 この事を聞くときっと驚かれると思います。
 それだけ、キリスト教によるプロパガンダ(嘘宣伝)が
なされてきていた。
 幕府は、例え、キリシタンだと分かられてしまっても、
知人・友人や親せきでも良いから、
 キリスト教を棄教したと、仮にでも言えば、捕縛には向
かわなかった。
 誰でも、容易に捕縛から逃れられる様にと、『逃れの道』
が作られていた。
 刑場でも、『矢来の一部を取り外した形にして、逃れら
れる様に』していた。
 取り締まりを厳しくして、少しでも見過ごさなく捕縛す
るという姿勢では全くなかった。
 西洋のこの様な状況が日本に持ち込まれ、その様にプロ
パガンダ(嘘宣伝)された結果だった。
 また、キリスト教は、殉教することが神の信仰にこたえ
る道だと、美しくもしていた。
 卑劣な事である。
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