ギリシャと日本、彼我の差を同じ新聞の中で目にして思う。
題:ギリシャと日本、彼我の差を同じ新聞の中で目にして思う。
......(真を求めて 皆様と共に幸せになりたい)
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ギリシャが、第二次世界大戦の賠償をドイツに対し、改めて
求めることを検討中とのこと(読売2013・5・1)。
ドイツは、1980年代以降、ギリシャに対する積極的な援助拠
出国でもあるが、
1945年のパリでの賠償会議で、主に現物で保証をしている。
また、
1960年に、これ以上の賠償は認めないという条件で、
ナチス犯罪の被害者個人への賠償として、ギリシャへ、1億
1500万ドイツ・マルクを支払っている。
ギリシャは、今、所得が減り、失業率が27%へと上がり、
倒産も相次いでいる、
厳しい緊縮策に国民はへとへとで、
そうしたのはドイツだとの見方が強い。
このギリシャにしろ、似た様な国の状態に陥っているヨーロ
ッパ(EU)の国は、スペイン、ポルトガル、イタリアであるが、
いずれの国も,キリスト教が根強い国だ。
キリスト教には『頑張るな』の教義があるが、
ギリシャの財政危機を伝える報道でも、ギリシャの「頑張ら
ない状況」が伝えられたが、
「頑張り、そして、頑張る人が正当に評価される社会でなけ
ればならない」
日本は、「勤勉な国民」と言われてきている。
日本人の宗教は、ほとんどが、日本神道と仏教徒。
キリスト教徒は、僅かな1%という少数。
日本神道や佛教は、修業を旨(むね)とする宗教。
修行や努力することを大切に考える。
頑張らないことや怠けることを卑下する。
(2013・5・1)の新聞では、
安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待が、
実体経済に波及し始めたと伝えている。
個人消費が上向いているとのこと。
また、企業の生産活動が、穏やかな伸びを続けているとのこ
と。
また、雇用情勢も改善しているとのこと。
景気の好循環が現われ始めたと伝えている。
ギリシャと日本、彼我の差を同じ新聞の中で目にして思う。
追記:今(2013・5・7)、ラジオでも、スペイン・ギリシャ
などの失業率がさらに悪化して厳しいと伝えている。