泰緬鉄道について→貴重なコメント・・そして、その後について

題: 泰緬鉄道について→貴重なコメント・・
.........................そして、その後について
(悲惨な戦争を無くせないのでしょうか、切なる希望について)
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 [ 村田信雄氏のコメント ]
・泰緬鉄道の論点 (村田信雄) 2012-09-13 10:25:46
 欧米植民地への日本の進出によって、植民地経済は完全に
破壊されました。
 多くの東南アジア人労働者が失業し、植民地通貨に代わって
裏付けの無い軍票・銀行券が乱発されて、人々の生活は大変な
状況でした。
 その中で募集されたのが、泰緬鉄道の建設なのです。
 募集状況や労働環境は絶望的なものでした。
 加えて、日本軍管理下での連合国側捕虜の死亡率は27%、
東南アジア人労働者は50%に及びました。
 悪夢のシベリア抑留ですら死亡率は10%、復讐心に燃える連
合国管理下では5%以下となっています。
 自虐史観自慰史観といったイデオロギー的な歴史観が取り
沙汰される昨今ですが、日本側、連合国側の学術的研究資料を
全く無視した話です。
 感情的に一部分だけを拡大視して、それを以ってすべての事
例を語ろうとするのは愚かなことです。
 先の大戦では天皇陛下の御為に私たちは戦いました。
 しかし、一部の不忠者たちが日本の名誉を汚し、敗戦に導い
たことは確かです。
 国に殉じた方々を軽んずることは軽蔑に値すべきことです。
 しかし、不忠者を擁護して、忠君愛国の士までもが正当な評
価を受けられない現状には憤りを感じます。
 どうか、先の大戦の英霊こそを取り上げ、不忠者を正当化
するような愚をやめていただきたい。
 よろしくお願いします。
私見
 村田信雄氏は、泰緬鉄道の日本の与えた死亡率は異常。
 その点で糾弾されるべき『当然の理由がある』とおっしゃっ
ているのだと理解いたしました。
 それ故、カニの事件によって死に至らしめられた方々(泰緬
鉄道の責任者の日本人捕虜)は、その責任を取ったのだと言わ
れていると解釈しました。
 復讐心があったとはいえ連合国側の日本人に対する死亡率は
低率であった。
 故に、一つの事件(カニの事件)によって判断を急ぐこと(
結論を急ぐこと)は止めなさいと言われて居られます。
 先の大戦で亡くなられた英霊こそ、大切にその功績を讃える
行為をしなさいと言われて居られます。
 まったく、村田様のおっしゃる通りと感じました。
 ありがとうございました。 
 また、村田様はじめ忠君愛国の士の方々、そして、先の
大戦で亡くなられた多くの英霊の方々の御蔭で、私たちは
平和な日本に生活することが出来ております。心から感謝
の意を申し上げます。
『有難う御座いました』。
 今後とも、御指導を賜りたくお願い申し上げます。

☆そして、その後について・・・
(読売新聞2012・11・25)に、泰緬鉄道についてのその
後の動きの記事がありました。
(内容:抜き書き)・・、3か月前の対日戦勝記念日(20
12・8・15日本の終戦記念日)後に英南部ベッドフォード
教会で行われたミサを思い出した。
 第2次大戦で旧日本軍の捕虜となり、泰緬鉄道建設に従事
させられた人を含む元英兵たちと日本人との和解に向けた
行事だった。
 参加したのは、旧ビルマ戦線に送られた元英兵で組織する
ビルマ星協会」のベッドフォード支部のメンバーだ。
 元兵士の相互理解を目指す日英の民間団体「ビルマ作戦
協会」は、「星協会」に和解行事への参加を長年申し入れて
来たが、同協会は、多くの仲間が日本兵から虐待を受け、
殺されたなどとして拒んできた。
 1998年に天皇陛下が訪英した際も、陛下のパレードに背を
向けて日の丸を焼いたほどだ。
 だが、星協会ベッドフォード支部の幹部ビル・スマイリー
さん(90)は今回、同協会として初めて作戦協会の要請を
受け入れ、ミサが実現した。
 終戦から67年。
 元英兵たちは若い世代でも80歳代半ばになる。
 スマイリーさんは「戦友が次々と世を去る。和解せずに
自分は死ねないと思った。まだ賛同者は少ないがね」と静か
に語る。
 国家間の戦後処理とは別に、元英兵との間で人として互い
を理解し、和することを目指したのは故・平久保正男さん
だった。
 旧日本陸軍士官で、日本の商社を退職後、80年代から元
英兵たちを訪ね歩いた。
 旧日本軍の捕虜になった経験を持つ元英兵は、現われた
平久保さんを前に、一様に30分ほど罵詈雑言を浴びせたと
いう。
 だが、いったん感情を吐き出すと、「なぜ自分だけ生き
残ったのか」と戦争体験を話し始める。
 会話を重ねるうちに、旧敵同士であっても戦争という共通
体験を持つ2人の男は心が結ばれ、涙を流しながら抱き合
う。
 平久保さんはそんな元英兵との出会いを何百回と重ね、
2008年に他界した。
 「作戦協会」は、その遺志を受け継ぐ組織だ。
 日本人と英国人の会員約50人が慰霊祭開催や戦争を語り
継ぐ事業を続けている。
 父親が旧日本兵としてビルマ戦線で戦った、会長のマクド
ナルド昭子さん(61)は「歴史の理解を通じた和解が大切
です」と思いを語る。
 英国は戦勝国だが、大英帝国崩壊に伴う喪失感も絡み、
戦争による傷は深い。
 今の日英関係は両国財界や文化人、若者らが交流を重ねて
築いた結晶だ。
 一人でも多くの老兵たちとの和解の上に未来を築く。
 その努力にエールを送る。  欧州総局長 林路郎氏
.
(追記)
戦わざれば亡国、
 戦うもまた亡国であれば、
戦わずしての亡国は身も心も
 民族永遠の亡国である。
戦って死中に活を見出し
護国の精神に徹するならば
 たとい戦い勝たずとも、
護国に徹した
 日本精神さえ残せば、
 我らの子孫は必ずや
再起、三起するであろう。
  永野修身元帥海軍大将
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ある玉砕兵の吐露した言葉
 もし玉砕して、そのことによって
 祖国の人達が、少しでも
 生を楽しむことができればと
 せつに祈るのみである
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特攻は終戦の日まで続き
特攻作戦の戦死者数は5845名
みな前途有望な若者達だった。
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約10万人の学徒達が
ペンを捨て銃剣をとり、戦地に赴いた。
敗色濃い前線で彼等が投入されたのは、
あらゆる種類の「特攻」作戦だった。
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今の日本の繁栄は、
 先人達の犠牲の上に成立っている。
私達が生きている今は、
 先人達が命懸けで守ろうとした
 「未来」なのだ。
YouTube:大東亜戦争【不屈の武士道精神】より