キリスト教の布教を許可する朱印状を出した秀吉が、何故、バテレン追放令を出すに至ったか?

題:キリスト教の布教を許可する朱印状を出した秀吉が、
  何故、バテレン追放令を出すに至ったか? 
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 キリスト教の布教の許可の朱印状を与えた秀吉が、
 キリスト教宣教師へ問うた、
 「何故、穏やかにできぬのか?」と、
 また、
 「何故、寺社を破壊し、危害を加えたりするのか?」と。
 そしてまた、
 キリスト教宣教師に問う、
 「何故、日本の女性たちを買い、彼の国へ売り渡したり
するのか?」と。
 この他、
 宣教師たちは「肉は食習慣だから食べているのだ」と答えた
りしているが、
 『自分たちだけの勝手な論理』を展開するだけだった。
 本国の利益のためだけで行っていた日本人売り渡しの奴隷貿
易など、
 まともに答えられなかった。
 キリスト教宣教師は、フィリピンの総督へ「兵の出兵」を
要請したり、
 「キリシタン大名たちに、武器・弾薬や金を提供するから秀吉
を倒せ」と言ったりした。
 秀吉に「日本の法に反する行為を数々行っている、有害であ
る」と言われている。
 また、
 「(善意の)日本人を誤らせている」とも言われている。
(今でもそうだが・・・)
 そして、
 「日本から立ち去れ(死罪ではない)と言われた。
 キリスト教宣教師たちは、反抗した。
 フィリピン総督へ出兵を要請した。
 そして、
 キリシタン大名たちへ武器・弾薬の提供と資金の提供をする
から秀吉と戦えと言った。
 そして、秀吉を暴君と呼び、キリシタン大名たちを奮い立た
せた。
 また、一方、
 「秀吉が満足するものを与えよう」との卑劣な懐柔策も出た。
 キリスト教宣教師たちは、本国の軍事的な支援を受けたり、
 貿易の利益もあったり(結構、悪どい行為をしていたので
資金力があった)、
 経済的にも恵まれていたので、その経済力をも使って不公正な
行為をした。