(増補版)5A:気になった事柄を集めた年表(紀元前200万年〜紀元前1万年)

 題:(増補版)5A:気になった事柄を集めた年表(紀元前200万年〜紀元前1万年
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
.
紀元前160万年、人類の先祖は、草原の生活で洗練された
 歩きをした。
  160万年前のホモエレクトス。
   画期的な進化・・言葉が話せる脳の進化である。
  まっすぐ立つことによって、喉の奥に空間が出来、複
 雑な音が出せるようになったからだった。
  脳の拡大は、足や手が発達した後に与えられた。
  木から降りて、猿と違って、二本の足で歩った。
  アファール猿人から400万年が経っていた。
  人類は、またたく間に、地球の隅々に広がって行った。
紀元前150万年、この年から現代までを、新生代第四紀と言
 う。古い順に、洪積世、沖積世。
紀元前150万年〜紀元前350万年、新生代、第四紀、洪積世
紀元前100万年〜紀元前200万年、絶滅した猿人の祖先の
 ロブストス猿人やボイセイ猿人が生息した。
紀元前100万年、現代人の祖先のホモ・エレクトス(原人)
 が生息した。
紀元前70万年、ジャワ原人:まっすぐ立って歩く。身長:
 約150センチメートル、脳の大きさ:約900立方センチ。
 〜紀元前50万年まで。
紀元前70万年、ペキン原人:石器や火を使っていた。家族
 で生活をしていた。身長:約150センチメートル、脳の
 大きさ:約1000立方センチ。〜紀元前20万年まで。
紀元前50万年、アフリカに50万年前のアトラントロプスに
 至る化石人類が存在する。
紀元前20万年、現生人類が生まれた。
紀元前10万年、現代人が生まれた。生命の発生を1月1日と
 すると人類の誕生は12月31日午後11時47分である。そ
 の時から、脳の大きさは変わってないと言われている。
 新しい進化を人類はしている。
紀元前10万年、ネアンデルタール人が生きた。
  石を叩いたり、削ったりして、尖らせて石槍や石斧を
 作った。
  火も使って、肉を焼いて食べた。
  身長:約170センチメートル、脳の大きさ:約1400立
 方センチ。〜紀元前3万5000年まで。
紀元前9万年、9万年前、阿蘇山が大爆発した。20Km
 のカルデラが出来た。溶岩流が山口県まで達した。
紀元前5万7000年〜5万年、古生代カンブリア紀
  オパビニア(分類不明)、カンブリア紀後期、体長:
 約8センチメートル、5つの目を持ち、象の鼻の様なパイ
 プで獲物を捕らえて食べる。
  ハルキゲニア(分類不明)、カンブリア紀後期、体長:
 約5〜25ミリメートル、7対のトゲと7対の歩脚を持ち、
 前後上下が分からない最も奇妙な動物。
  ウィワクシア(分類不明)、カンブリア紀後期、体長:
 約5センチメートル、2列に並んだトゲと硬いウロコで敵
 から身を守っていた。
  アノマロカリス(分類不明)、カンブリア紀後期、体
 長:約60センチメートル、エイのように海中を泳ぎ、エ
 ビのような腕を持つカンブリア紀最大最強の捕食動物。
  アユシュアイア(有爪類?)、カンブリア紀後期、体
 長:約4センチメートル、脚のトゲを使って海綿を傷つけ、
 体の末端にある口でその組織を食べる。
紀元前5万年、オーストラリアに住む先住民族アボリジニ
 の方々がアジアから海を渡って、オーストラリアに住み
 着いた。
  1998年現在の人口は、約28万人。
  ほとんどが、シドニーなど都市化の進んだ南部に住み、
 都市部のライフスタイルで生活している。
  しかし、中には、中央砂漠や北部海岸にある保護区な
 どで、昔ながらの狩猟採集生活を送る人も居る。
  昔の様な槍やブーメランで獲物を仕留めるわけではない。
  四輪駆動車に乗って、銃でカンガルーなどを獲っている。
  イギリスから白人たちがオーストラリアに来て、あた
 かも動物の狩りをするように殺された先住民・アボリジ
 ニの方々。
  民族絶滅の道を歩んでいる。
紀元前3万5000年、クロマニヨン人:現代人を含む新人類
 で最初に現れた人類。
  精密な道具を作ったり、言葉を話したり、絵を描くこ
 とも出来た。
  身長:約175センチメートル、脳の大きさ:約1450立
 方センチ。〜紀元前1万年まで。
紀元前2万年、この頃の人類最古の縫い針がある。
紀元前2万年、フランスの遺跡に、集団で馬を崖下に落とし、
 狩りをしていた。
  集団で複雑な役割分担をし、言葉で情報をやり取りし
 ていた。
紀元前1万7000年〜紀元前1万4000年、沖縄県南城市のサ
 キタリ洞遺跡で、旧石器時代の、国内で例のない貝殻で
 作った道具類と人骨片が出土した。
  本土から独立した「貝器文化」の存在が浮かんだ。
  また、DNA分析で、現代の沖縄住民の方々に多い「南
 方系タイプ」と、
  ロシア沿海州の先住民に多い「北方系タイプ」が混在
 していたと判明した。
  沖縄人の方々が、従来、考えられてきたより複雑な出
 自を持つと示唆された。
紀元前1万1600年頃、鳥に歯がなくなった。
紀元前1万5000年、ハルーラ(シリア)で、人類定着の遺
 跡がある。
  これまでは移動の生活であった。
  かまどの跡もある。
  定住の証拠の一つ。
  気候の温暖化が定住に必要であった。
  この頃、雨が多くなった。
  温暖にもなった。
  豊かな食料に恵まれた。
  人口も増大した。
  草原に、森に、豊かな獲物に恵まれた。
  定住の家もあった。
  村も作っていた。
  豊かな実りがあった。
紀元前1万2000年、およそ、地質学上の沖積世(完新世
 が始まる。
紀元前1万1000年、その時、北米で異変が起きた。
  当時、氷河は後退を続けていた。
  溶け出した水は湖を作った。
  北米大陸の中央に大きな湖が出来た。
  ある日、堰き止めていた氷河が崩れ、湖の水は流れ出
 し、洪水となり、大西洋に流れ出した。
  冷たい水で蓋をされた海によって、気候変動が起きた。
  その証拠が、グリーンランドの氷の中にある。
  1万年前の氷には情報が詰まっている。
  1万1000年前の気温が急に下がり始めている。
  それは、1000年も続いた低温であった。
  豊かな森や草原の実りは無くなった。
  狩猟・採集の生活では支えきれない人口に、当時はな
 っていた。
  危機に直面した人類は、必死に食料を探しただろう。
  人口が増えていたので、事態は緊急であった。
  その時に、人類が集めた種子も見つかっている。
  村の周囲の種子が、食べられるのかを探していたので
 あろう。
  野生の麦も見つかっている。
  シリアの地層の中から、小麦やイネ科の種子が見つか
 っている。
  多くは野生のものであった。
  野生の中には、栽培していたとする花粉も見つかって
 いる。
  寒冷化が食料の危機をもたらし、人類は、やむにやま
 れず農耕を始めたと考えられる。
  シリアの人たちは麦と出会い、栽培して食料としだした。
  食料を作り出した人類。
  最初は小麦を選んだ。
  小麦は、理想的な性質を持っていた。
  それをテストしているフランスの研究所では、10年間
 栽培し実験した。
  野生種は変化が早く起きた。
  殻が剥がれやすくなり、実も2倍と大きくなった。
  石器で出来た鎌も見つかった。
  ヨルダンで発見された鎌は、動物の骨に石の刃を埋め
 込んであり、金属のものと性能は変わらない。
紀元前1万年〜紀元前400年頃、日本の縄文時代。偉大なる
 日本、この様に日本の歴史は遡(さかのぼ)る。
紀元前1万年、人類は、シベリアに出て、広がって行った。
  氷河期であった。
  極寒の大地を北へ北へと行った。
  当時のシベリアには、トナカイなどの獲物が居た。
  槍に使われた鋭く尖った石器がある。
  2万年前の最古の縫い針がある。
  極寒の地で生きる知恵を持っていた。
  氷河によって、アジアとアメリカは地続きであった。
  人類は、北米へ発展した。
  気温が、少しづつ上昇していた、氷河が、少しづつ溶
 け出していた。
  草原が、森に代わって行った。
  暖かくなった北米は、獲物に恵まれていた。
  石器は、首筋や肋骨の間などにあった。
  当時の人類が、集団で攻撃した証拠である。
  豊富な獲物を獲り尽くして行った。
  北極圏の獲物をうまく獲った。
  北米のマンモス、バイソン、ナマケモノは、敵を知ら
 なかった。
  人類は、南米大陸にも獲物を追って行った。
  南米パタゴニア草原に、獲物の壁画がある。
  狩猟・採集の生活だと、土地が一人当たり10平方キロ
 メートル必要である。
  当時の人口は500万人だった。
  この方々には、後の時代になって、スペインのキリス
 ト教徒とキリスト教聖職者たちに、絶滅される運命が待
 っている。
紀元前1万年、ヨルダンのペイダ遺跡も同じような農耕の状
 況が見られる。
  1万年前の石臼も見られる。
  パンの製造に欠かせない臼である。
  この後、人類の人口は増加し、5000年前は1億人にな
 っている。
  農業はバイオと同じ知恵が必要。
  パンを焼く。豆を植える。
  輪作の障害防止のため、家畜の糞も利用した。
  ビッグサイエンスであった。
  複雑な社会も生まれて行った。
  エブラ宮殿(シリア)古代都市、20万人の人口。
  市場もあり、周辺の人たちも集まった。
  最古の図書館で、15000枚の陶器の記録が発見された。
  大半が経済のもの。
  小麦で支払った給料。
  金の装飾品。
  文化の芽生えが感じられる。
  農業の発見は、新しい人類の発展をもたらした。
  チグリスユーフラテス、インド、中国でも、農業が発
 展した。
  シリア中部に、1万年前の水車がある。
  巨大な灌漑用の水車。
  灌漑技術の進歩で収穫も増えて行った。
紀元前10000年、キリスト教聖書に系図がある。
  その系図に、人類最初の人が書いてある。
  その人類の初めの人から計算すると1万年となる。
  キリスト教は、人類は1万年前に誕生したとしている。
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 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009