『自由はいいのだ』と言うけれど・・

 題:『自由はいいのだ』と言うけれど・・
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい)
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 『自由はいいのだ』・・と、
 両手(もろて)を挙げて賛成する人は、安易な思い込み
だ。
 キリスト教は、『自由』は神の与えしもの・・という、
後から作り上げた教義を持っている。
 人間には持ち得ないものを神が与えた・・と説く。
 愚かなる人間には内在しないものなのだ・・と説く。
 その様な観念に洗脳された人たちは、『市場も神のなす
まま、任せるのが良い』としたが、人類は多いなるリスク
の中で苦労し、裏切られた。
 その1例の様に、経済面において、『自由化論』が世界
で圧倒的な支持を受ける中、
 1996年〜1997年の秋にかけて、インドネシア、マレー
シア、フィリピン、韓国、タイは、巨額の資本流入を経験
した。
 そうしたら、この後、これまた巨額の資本流失の大波に
襲われ、通貨が大暴落し、国家が破綻の危機にさらされた。
 これは、自由の弊害なのであり、自由の弊害だった。
 自由は、想像以上のリスクを持っていた。
 この事は、ケインズをはじめとするブレストン・ウッズ
体制=戦後国際通貨体制の構築者たちはよく知っていた。
 自由が限度を超すと、『熱狂、恐慌、崩壊』のシナリオ
が現実のもとなるという事を。
 我々は、このシナリオを何度も経験しながら・・、
 そして、残念ながら・・、
 そこから『実践知』を学び取とって来なかった。
 ・・市場が「理論通りに」うまく調整し解決してくれる
だろうという、強い楽観論が支配していた。
     (読売新聞2013・7・28を、参考にした)
 そして、次の話・・
 大学生に、理(ことわり)を解く(説く)。
 優秀な人材を育てよう、育てたいとの行為である。
 また、若者が、世界に雄飛し、そして、活躍して貰(も
ら)いたいである。
 これも、『大人の希望』である。
 そして、この大人の希望を実現するには、『言葉の溝が
あってはいけない』・・と・・考えた。
 そこで・・、
 前者と共に・・目的を達成させようと・・、
 大学の授業を・・、
 英語の授業化にしようとの話が俎上に上り・・。
 大学の英語授業が、『法的に決められ』・・、
 強制的に、英語授業を、せざるを得ない状況にした・・、
 嫌と言えない所へと、追い込んだ。
 これは、大変な間違いである。
 特に、世界の一流な理論などを・・、
 言葉の壁を乗り越えて・・習得せよと言うのは・・
 間違いである。
 『北海道のバンバの馬の競争』ではないが・・、
 バンバの馬は、重い荷を・・荒れ地を引いて・・
 競争するが・・、
 日本の大学生は・・『バンバの馬』だ。
 アメリカ・イギリスなどの・・英語圏の大学生は・・
 『中山競馬場のハンデなしの馬』だ。
 この馬たちが・・、
 競争している様なもの・・。
 安倍政権は、『研究開発費を予算措置して・・
 大学の開発力を上げようとしている』・・が・・、
 ならば、この足枷(あしかせ)策を・・再考せよ。
 英語で・・『神髄を極めよ』の方策は・・愚作・・だ。
 それが・・良いと思うなら・・ば・・、
 委員会の・・議論をすべて・・英語にし・・、
 法の・・細かい機微までを・・検討すべき・・だ、
 立法案が・・できた・・なら・・、
 そして・・、
 立法化できるかを・・試してみななさい・・。
 それが・・出来てからに・・しなさい・・。
 (参考)そ‐じょう【俎上】 まないたの上。
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   (詳しくは、以下のブログへ)
URL:http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009 /
http://www.youtube.com/watch?v=qlnkudtpet4
http://www.youtube.com/watch?v=nKNQXEqBZsQ
http://www.youtube.com/watch?v=EE_KtK311aA