(増補版)554E2/3:1/3:気になった事柄を集めた年表(1892年3月〜1892年3月)

題:(増補版)554E2/3:1/3:気になった事柄を集めた年表(1892年3月〜1892年3月)
...(真を求めて 皆様とともに幸せになりたい・・日記・雑感)
.
1892年3月1日、日本鉄道会社が、水戸鉄道会社を買収した
 (1891年説あり)
  1891年、水戸鉄道(現:水戸線小山駅水戸駅間)を
 買収、途中駅である友部を分岐点として1895年11月4日に
 友部駅土浦駅間の土浦線(現常磐線)北部区間、また、
 1896年12月25日に、土浦駅〜田端駅間の同南部区間を開
 業した。
1892年3月4日 帝国大学教授・久米邦武が、「神道は祭天の
 古俗」の論文により休職。
  久米邦武が、「史海」に転載され発表した論文「神道
 は祭天の古俗」で反発を買い、東京帝国大学教授の地位
 を免官された。
  「神道は祭天の古俗」は、「神道は天(自然)を祭る
 古い習俗」という意味で・・、
  久米は、「神道は宗教に非ず」と言った。
  1891年1月に「神道ハ祭天ノ古俗」を『史学雑誌』に発
 表していた。
  そして、1892年に、転載されて、この時、初めて問題
 になったのは、「史海」の主宰者の田口卯吉が、以下の
 文を記し、神道家を徴発したからだった・・、
  「余ハ此篇ヲ読ミ、私ニ我邦現今ノアル神道熱心家ハ
 決シテ緘黙スベキ場合ニアラザルヲ思フ、若シ彼等ニシ
 テ尚ホ緘黙セバ余ハ彼等ハ全ク閉口シタルモノト見做サ
 ザルベカラズ」
1892年3月5日、(氷川清話)勝海舟、70歳の高齢につき御
 盃及び酒肴料下賜。
1892年3月11日、品川弥二郎内相が引責辞任した。
  第2回臨時衆議院議員選挙の干渉を指示した内務大臣・
 品川弥二郎が責任を取り辞職した。
1892年3月14日、服制を改正し、駅長・助役の帽子、小判形
 を大黒形に改める
1892年3月16日、読売新聞が、活躍する女性「16名媛」を
 読者に投票させた結果を発表した。 (3月18日説あり)
1892年3月19日、東京府が、各学校に御真影および教育勅語
 を校内一室の場所に奉置を通達した。
  「忠愛志操ヲ養成」で近代国家の建設がしたいが、そ
 の根幹であった。
  初め、十数校の官立学校に限る予定が、下付の申請が
 拡大し、約百校の府県立学校へと拡大した。
  よくNHKなどが偏見をもって言う「軍国主義」をつ
 くるためという目的ではなかった。
.
  (今日の言葉)
.
  題:アメリカは、儲かるとなれば、昨日まで、言っていたことでも・・「コロリと変える」・・
.
紀元前2600万年、アフリカ大地溝帯の形成
  化石人骨が多数発見される「グレートリフト・バレー」
 と呼ばれる幅30㎞〜60㎞の細長い窪地の列を「アフリカ
 大地溝帯」呼び・・、
  この「アフリカ大地溝帯」は、亀裂の縁と底の高低差
 が1000メートルにも達し・・、
  この大陥没滞は、南北6400㎞にも達している。
  アフリカの約60%は、標高500メートル以上の大地で、
 「アフリカ・プレート」と呼ばれる。
  この大地溝帯のアフリカ東部の台地の「裂け目」は、
 紀元前2600万年前からその形成が始まった。
.
紀元前500万年、アウストラロピテクス発見
  化石人骨の発掘によって最古の人類の祖先が、アフリ
 カのエチオピアタンザニアで発見された。
  「アウストラロピテクスラテン語で南の猿の意味)」
 で背骨、骨盤、下肢などの形態から、直立二足歩行をし
 ていたことが明らかで・・、
  人類最古の祖先と見なされている。
.
紀元前1万年、最後の氷河期が去った。
  人類の出現は、約500万年前であるが・・、
  人類は、今まで、4回の氷河期などの気候激変期を生き
 抜いて来た。
  約1万年前に、最後の氷河期が去った。
  その後、地球が温暖化をして行くと、砂漠化・乾燥化
 が起きた。
  対流圏と呼ぶ地球規模の空気の循環で、広大な砂漠地
 帯が生み出された。
  赤道付近で上昇気流を起こした大気は、上空から南北
 の回帰線付近で下降し、乾燥空気となって下りて来た。
  その地域は、年間降雨量が250ミリ以下で、降雨量より
 も蒸発量が多く、乾燥化した。
  この地域は、人類が生活するするには極めて厳しく、
 人類は、約1万年前、この砂漠化地域から移住した。
  砂漠周辺の耐乾性の草が育つ「ステップ」に移住した。
  この地域は、年間降水量が、350〜600ミリで、長さが
 50センチ以下の草でおおわれた草原。
  この頃の地球の人口は、約500万人。
  ステップで畑を作り、野生の麦など、イネ科の穀物
 栽培し・・社会が形成され現れた。
  焼き畑農業を始めた。
  穀物を収穫するための道具(新石器)、新しい社会の
 仕組みも必要とした。
.
391年、キリスト教の愚行・・知的財産の焼却行為
  キリスト教は、愚かにも70万巻の蔵書を誇る世界有数
 のアレクサンドリア図書館を焼き払った。
  さらに、キリスト教の意に合わないと、グノーシス
 義者・バシレイデスの全著書、哲学者・ポルフュリオス
 の著書36巻、神秘主義27派のパピルスの巻物、エジブト
 王プトレマイオス・フィラデルフォスが集めた27万巻に
 上る古代の文書もすぺて灰と化した。
  キリスト教徒が、長い時をかけて本や図書館を焼き尽
 くした後・・、
  ギリシア正教会の名高い教父・聖ヨハンネス・クリュ
 ソストモスは誇らしげにこう言った・・、
  「古代世界の古典哲学や文学は、この地上から跡形も
 なく消え失せた」
.
1930年、無私の奉仕行為:台湾国の開発と八田与一
  日本の統治下にあった台湾の嘉南(かなん)平野は、
 台湾の全耕地面積の6分の1を占めるほどの広さだが、悲
 惨な状態にあった。
  雨期の洪水と乾期の水不足に悩まされる不毛の土地に
 等しかった。
  日本の石川県に生まれて、東京帝国大学で土木技術を
 学んだのち、台湾総督府に赴任した八田与一(1886年
 1942年)は、現地を調査して工事計画書を提出した。
  それは、嘉南平野の上流の川をせき止めてダムを作り、
 安定して水を供給する灌漑施設を作るというものだった。
  工事は困難をきわめた。
  ある日のこと、石油ガスの爆発がおこり、50人余りが
 死亡する大惨事となった。
  八田は、「もう私の言う事を聞いてくれる人は居ない
 だろう」と嘆いたが・・、
  台湾の人たちは、「事故は、あなたのせいじゃない。
  貴方は、私たちの為に、台湾の為に、命がけで働いて
 いる貴方なのです」・・と、逆に八田が励まされた。
  1930年、10年がかりの世紀の大事業は完成した。
  嘉南平野は、緑の大地に生まれ変わった・・耕作地が
 膨大に増えた。。
  アメリカの土木学会は、「八田ダム」と名付け、世界
 にその功績・偉業を紹介した。
  日本は、内地の日本と同様に、差別なく台湾や朝鮮の
 国づくりをしていた。
.
1937年12月7日、アメリカが参戦し、中国を支援する戦い
  アメリカ支援の中国との戦い・南京の戦いの大詰めの
 頃・・、
  この日、中国・国民政府支援のアメリカは、南京陥落
 直前の中国・国民政府の首都・南京から、中国トップの
 蒋介石夫妻を脱出させた。
  アメリカ兵の操縦する2機のアメリカ大型機による脱出
 だった。
  日本の攻撃の始まる前に脱出しようと、夜明け直前に
 決行された。
  側近も同乗した。
  アメリカは、どっぷり中国側へ浸かって、中国と共に、
 日本と戦っていた。
  しかし、卑劣にも、アメリカは、この事を秘密にして
 いた。
  第二次世界大戦へつながるこの戦いに、アメリカは、
 すでにどっぷり浸かって、日本と戦い、参戦していた。
  秘密にするぐらいなので、当然、アメリカは、日本に
 対して、「宣戦布告はしていない」。
.
1942年6月、日本軍が、フィリピンを激戦の末、制圧した。
  日本は、アメリカへ宣戦布告して、アメリカの植民地
 であり、また、アメリカ軍の居るフィリピンへ攻撃を加
 えた。
  そして、アメリカ軍との激戦の末、日本は、1942年6月
 までに、アメリカ軍を制圧し、アメリカ軍をフィリピン
 から撤退させた。
  日本は、アメリカ軍と戦ったのである。
  フィリピン軍と戦うという意思もなく、また、目的も
 皆無だった
  アメリカ軍のマッカーサー将軍は、「アイ、シャル、
 リターン(私は戻って来る)」という有名な言葉を残し
 て撤退した。
  そして、この2年4か月後の1944年10月、アメリカ軍の
 反抗で・・『レイテ沖海戦(1944年10月23日〜1944年10
 月25日)』での日本の大敗など、フィリピンの地での激
 戦が、また、始められた。
  アメリカ軍は、卑劣にもフィリピンの方々へ「武器を
 渡した」。
  (日本は、この様に現地の人を、自国軍の兵隊などに
 して、自国軍と一緒に戦わさせていない・・
  自国軍の応援など一切させていない・・
  逆に、雇用していた現地の方々などを、戦争が始まり
 そうになると村へ返していた)
  アメリカは、自国軍へ味方するようにした。
  そして、フィリピンの方々を、軍人ではないフィリピ
 ンの方々を、巻き添えにした。
  この様な卑劣な手段をし講じて、巻き込んだ戦いをし
 た。
  日本は、戦いに巻き込まれたフィリピンの方々とアメ
 リカ軍に苦戦した。
  戦争に巻き込まれたフィリピンの方々の戦没者は、111
 万人となった。
  アメリカ軍の取り込みさえなければ死なないで済んだ
 方々だった。
  また、日本人の戦没者は51万8000人となった。
  戦争が終わって、戦後、日本は、フィリピンの方々へ
 謝罪し、サンフランシスコ講和条約を経て、1956年、日
 本とフィリッピンの「日比賠償協定が結ばれ」、
  1956年7月23日に発効し、
  日本は、フィリピンの方々へ、はっきり謝罪し、賠償
 して、国交が開かれ、正常化した。
  しかし、フィリピンの方々へ武器を渡す行為までして、
 戦争に巻き込んだアメリカの「フィリピンの方々への謝
 罪」の話は、また、賠償の話は、今まで、聞いたことが
 無い・・その様なことを一切しないアメリカである。
  ホッカムリしているアメリカである。
  日本の真珠湾攻撃の時、日本は、アメリカの「軍に対
 してしか攻撃をしなかった・・当然である」。
  まったく、アメリカの一般市民の方々への攻撃はして
 いない。
  無実の一般市民の方々への殺戮は「行っていない」。
  アメリカの一般市民の方々の死者が出ているのである
 が、これを調べると、アメリカ軍が、自国民を誤射して
 いるのである。
  サッカーで言えば「オウン・ゴール」である。
  戦争とはこの様なものであり、アメリカが、卑劣にも
 フィリピンの方々へ武器を渡して戦わせたのなら、それ
 でなくてもフィリピンの方々の死者が出るものを、戦争
 に巻き込んだら、多くの戦没者・犠牲者の方々が出るの
 は火を見るのも明らかである。
  アメリカは、自分たちのこの様な行為に関してまった
 く謝罪する意思はない。
  日本は、誠実に謝罪をし続けている。
  アメリカは、アン・フェアなアメリカとなっている。
  『マニラ裁判』をして、これを裁くべきである。
.
1945年9月12日、GHQのマッカーサー元帥が、記者会見で
 「日本は四等国に転落」と発言した。
  そして、「再び、世界の強国に復活することは不可能
 である」と発表。
  また、マッカーサーには、スイス公使に力説した次の
 言葉がある・・、
  「戦後日本は、国際社会で憐(あわ)れな地位を占め
 ることとなろう」・・、
.
1945年9月19日、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、
 プレスコード(新聞編集綱領)を出した。
  (参考)プレスコード:占領軍総司令部が、日本の新
     聞に対して発令した規則で、卑劣な口封じ策だ
     った。
      占領政策への批判の取締りが目的だった。
      多くの強姦や殺人の報道が規制され、新聞報
     道ができなかった・・事実が隠された。
      1952年まで続き、講和条約発効によって失効。
  日本新聞遵則 (Press Code for Japan) を発令(発表
 は21日)
  このプレスコードによる卑劣な報道規制によって、ア
 メリカ軍などの占領軍の犯罪行為の報道が、日本のメデ
 ィアから消えた。
  あまりにも強姦・殺人などの犯罪が多かったために、
 報道するなとされた。
  卑劣にも、この検閲の存在そのものにも緘口令(かん
 こうれい、他の人にいう事を禁止すること)が敷かれた。
  またさらに、卑劣な事に、連合国軍兵士の凶悪犯罪は
 「大男」と記すことによって検閲を免れていたことが、
 暗黙の了解となっていた。
  GHQの資料・記録には、まったく少ない数(一桁)
 が書かれ、一目で「嘘つき資料」「誤魔化し記録」と分
 かる・・、
  日本の調達庁の資料では、7年の占領期間中にアメリ
 軍兵士に殺された者が2536人、傷害を負った者が3012人
 とある。
  また、警察の資料では、アメリカ軍兵士が日本人女性
 を襲った事件は2万件と記録されている。
  世界記憶遺産に登録申請せよ!
.
1945年12月24日、生田警察署襲撃事件
  現在の兵庫県神戸市中央区にある生田警察署が襲撃さ
 れた。
  在日朝鮮人(当時は法的には朝鮮半島は日本の領土)
 からなる暴徒によって、1945年12月24日、および、翌年
 の1946年1月9日の2回続けて発生した。
  1945年12月24日午後9時頃、50名を超える朝鮮人の暴徒
 が「岡山の刑事を出せ」と叫びながら署内に侵入した。
  署員を拳銃や日本刀・匕首(短刀)を突きつけて軟禁
 した。
  1946年1月9日の事件は、三宮ガード下で、賭博団が検
 挙されたことを怒り、30人〜40人の朝鮮人が、犯人の奪
 還を目的に署内に侵入した。
  この当時、この様な朝鮮半島人による事件が多発して
 いた。
  日本の敗戦を受けて、日本の領土であった朝鮮半島
 等の中には「戦勝国民」を自称する者が多く現れた。
  そして、出稼ぎ先の日本国内において数々の犯罪を犯
 した。
  組織的かつ広範囲に、警察を襲撃し、土地家屋や鉄道
 などの公共施設を強奪し、市民に暴行をふるい、闇市
 関与した。
  市民社会でも、恒常的に、殺人、強盗、強姦事件が多
 発した。
  しかし、朝鮮人や中国人の犯罪の事実は、連合国軍最
 高司令官(マッカーサー)の検閲によって、削除される
 か、控え目な報道をするように命じられた。
  連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の資料による
 と・・、
  日本国内だけで、最低4000人の日本人市民が朝鮮人
 犠牲となり殺害されたとある。
  これは、まったく少ない数字で、氷山の一角に過ぎな
 いという。
  あまりの酷さに・・吉田首相は、朝鮮人の犯罪傾向に
 ついて言及しつつ・・、
  「朝鮮人は、日本の再建に利さないため帰国させるべ
 き」とマッカーサーに書簡で訴え・・大半の朝鮮人を帰
 還させた。
  日本が去った朝鮮半島南部に建国されたばかりの大韓
 民国の李承晩は、「李承晩ライン」を引いて竹島を占拠
 した上で・・日本人漁民を殺害・抑留し、抑留者の返還
 と引き換えに重大犯罪を犯した朝鮮人472人を放免し、
  さらに、日本にとどまった朝鮮人に日本在留特別許可
 を与えるようにと要求した。
  日本を貶めてばかりいるNHKは、この様な事を放送
 しない。
  中国や朝鮮に味方ばかりするNHKは、この様な事を
 放送しない。
.
1952年2月10日、トカラ列島(下七島)が日本に復帰した。
  トカラ列島は、南西諸島のうち、鹿児島県側の薩南諸
 島に属する島嶼群。
  行政区域は、全島が鹿児島県鹿児島郡十島村
  天気予報区分では、奄美地方の一部。
  地名の由来は諸説あるが、「沖の海原」を指す「トハ
 ラ」から転訛したという説が有力。
  今から1300年以上も前・・『続日本紀』に、699年8月
 19日(文武天皇3年七月辛未)に・・、多褹、夜久、菴美、
 度感の人が物を貢いだと記されていて、
  これらの地名はそれぞれ種子島屋久島・奄美大島
 トカラ(吐噶喇)にあたる。
  1946年2月2日に、GHQ(連合国総司令部)の宣言に
 より、北緯30度(トカラ列島)以南がアメリカ軍の軍政
 下に置かれ、
  そして、1952年のこの日、日本へ復帰した。
  おもな島は、口之島、中之島臥蛇島無人島)、小
 臥蛇島無人島)、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小島(
 無人島)、小宝島、宝島、上ノ根島(無人島)、横当島
 (無人島)
.
1960年2月、フランスが核保有国になった。
  ド・ゴール大統領が、「フランスの安全保障を、アメ
 リカの核の傘に依存せずに済むようにする」との信念で、
 通常兵力削減の代わりに、フランス独自の核兵器の開発
 を推進した。
  1960年2月には、サハラ砂漠のレガーヌ実験場で原爆実
 験に成功し、アメリカ、ソ連、イギリスに次ぐ核保有
 となった。
  1963年の部分的核実験禁止条約には加盟せず、以降も、
 アルジェリアなどで核実験を繰り返した。
  このフランスのド・ゴール大統領(任期:1959年〜1969
 年)は言った・・、
  「自分で自分の国を守ろうとしない国は、国家として
 のレジティマシー(正統性)は無い」・・と・・、
  それは、国民国家(ネーション・ステート)の最初の
 要件は『安全保障』である・・と・・
  16世紀〜18世紀にかけて、世界の諸民族は、「自らを
 守る必要性のため」に、国民国家を作った。
  逆に言えば、自らの安全保障の義務を果たそうとしな
 い国家には、最初から、「レジティマシーが欠けている」。
  ホップスやモーゲンソーが指摘している・・、
  「人間の自然状態は、万人の万人に対する闘争」であ
 る。
  その中で、最終的に我々を「自然状態(=永続的な闘
 争)」から守ってくれるものは、国家である。
  もし国家が国民を守らないのなら、そんな国家に対し
 て国民は忠誠心を感じない。
  国家が、「国民を守る意思と能力」を示すからこそ、
 国民は、国家に対して忠誠心を持つ。
  はっきりと国民を守ろうとする意思を示さない国家は、
 無責任な国家だと言える。
  また、世界からも、当然、自国民からも尊敬はされな
 いし、信頼もされない。
  そういう意味で、北朝鮮は、必死に「自国民を守ろう
 としている」。
  ド・ゴールの言葉の主旨・・、
  「国は、国民を保護しなければならない。そうしなく
 なれば国家とは言えないし、国民に忠誠を求める事も出
 来ない」。
  「日本は、自国の独立を維持するために必要な『自主
 的な抑止力』が必要。
  『ミニマム・ディテランス』と呼ばれるごく少量の核
 兵器が必要。
  現状を維持するための核兵器が必要。
  攻撃のための核兵器ではなく、「殺されないための核
 兵器」。
  因みに、「核の持ち込み」では、真の核抑止力とはな
 らない。
  石破氏は、こんな事を言って国を惑わせているが「間
 違いだ」。
  因みに、「核の持ち込み」は、日本ですでになされて
 いる。
  北朝鮮も、中国も、ロシアも、そんなことは計算済み。
  見え見えの『非核三原則』はなされていない。
  『非核三原則』は、遠い過去の話・・、
.
1960年代、アメリカ国内における人権意識、公民権運動の
 高まりの中で、日系人はにわかに「模範的マイノリティ」
 として賞賛されるようになった。
  日本人の誠実さ、勤勉さ、努力家などが理解された。
.
1968年、核拡散防止条約(NPT)が締結された。
  この条約は、表面上は美しく見えるが、まったく欺瞞
 (ぎまん、人の目をごまかし、だますこと)に満ちた条
 約だ。
  一寸見(ちょっとみ、ちょっと見た様子)は美しく、
 且つ、良さそうに見えるが、
  そして、「世界の人々は、どこかで美しい事がなされ
 ているのだろうと期待して見ているが・・実態は、誤魔
 化されている・・実態はまるっきり違う」。
  アメリカのマクナマラ国防長官は・・引退をしたら、
 この「欺瞞の点」について口を開いた。
  さすが、現役で、仕事を盛んに携(たずさ)わってい
 る時には言えなかったことを、その職を退いた後には、
 良心の呵責からか、この条約の欺瞞性について、本当の
 心の内を語った・・、
  「アメリカの態度は不道徳だ」・・と、
  「アメリカの核拡散防止条約・NPTに対する態度は、
 単に、条約違反であるというだけではなく(その条約違
 反行為だけでも、不誠実この上ないが)、アメリカは不
 道徳そのものだ」・・と。
  (参考)良心(りょうしん)とは、自身に内在する社
     会一般的な価値観(規範意識)に照らして、こ
     との可否ないし善悪を測る心の働きのこと。
      英語ではconscienceと表記され、その語源に
     は日本語のような「良」を意味する部分はない 。
      ... 罪悪感が入り混じった複雑な感情の動きを
     良心の呵責と称される。
  日本は、この様な条約から脱退をするべきだ。
  第6条なんて「完全に履行されていない」。
  第6条は、「核保有国は、核兵器の廃絶をする」と約束
 されているが、完全に無視されている・・馬鹿々々しい
 状況である。
  アメリカは、依然として8000発〜10000発の核弾頭を持
 っていて、そして、核の増産までしている。
  ロシアも、12000発〜16000発の核弾頭を持っていて、
 ロシアも増産をしている。
  そして、卑劣な事に・・アメリカも、ロシアも、その
 増産は大規模に行われ続けている。
  まったく、条約なんてあったもんじゃない。
  さらに、数万発の核弾頭を生産しようと、その原料の
 プルトニウムや濃縮ウラニウムを、秘密裏に数か所の施
 設に隠し持っている。
  第6条を守ろうという「意思は、まったくない」。
  こんな裏切りを、「アメリカ」も、「ロシア」も、や
 っている。
  欺瞞だらけの裏切り行為の中にある条約なのだ。
  非核保有国の核武装の禁止にだけは、傲慢(ごうまん、
 高ぶって人をあなどり見下す態度であること)に、高飛
 車に、高圧的に、日本に押し付けてくる。
  君たちは何をしているのだと、アメリカに聞きたい。
  日本をターゲットにしている。
  アメリカは、新型核弾頭を「これから作って行こう」
 とさえしている。
  その為の生産施設や研究所を作っている。
  一向(いっこう)に止めようとはしていない。
  そんな気は、「爪の垢(あか)ほどもないアメリカ」
 である。
  馬鹿々々しいにも程(ほど)がある(「・・にも程が
 ある」の形で、程度・限度を超えている状態に対して、
 非難の意を込めて言っている)
.
1978年、デイビッド・ロックフェラーが、日本文化を伝え
 る非営利団体「ジャパン・ソサエティー」の名誉会長に
 就任した。
  来日した際、その時に、スピーチで嘆いた・・、
  「反日アメリカ国会議員の、その反日姿勢を和(や
 わ)らげるため、また、緩和するために・・、
  日本の通産省は、そのアメリカ議員の応援を始める」
 ・・と、
  そして、「そのアメリカの反日議員に対してプレゼン
 トを与える」・・、
  それは、日本の企業(工場)を、そのアメリカの反日
 国会議員の選挙区に誘致する」
  「そのアメリカの反日国会議員は、息を吹き返し、落
 選が目の前であったのが当選し、元気になって、日本た
 たきに走り回っている」と・・そして・・、
  親日派のロックフェラー氏は、落選寸前だ・・と。
.
1997年、中国の環境汚染がひどい。
  中国は急速な経済発展をしているが、その陰の部分が
 ある・・公害問題である。
  中国の意識が環境対策に対して認識不足であることも
 問題を大きくしている。
  公害対策に当てている予算も日本の4分の1以下と少な
 い。
  環境汚染に対する紛争も激増している(1997年頃から
 出始め、2008年には約7倍となっている)
  中国の水銀汚染は、すごくて、怖い状況。
  黄河の水は汚染されていて「劣5クラス」で、「いか
 なる用途にも使えない」とされている。
  この水銀が、P2.5の様に日本に飛来して、日本を汚染
 しているという。
  琵琶湖のナマズから水銀が検出されたという。
  中国では、唐辛子、トウモロコシ、米などの作物の含
 有水銀量が高いと問題となっている。
  また、河川や土壌の含有水銀量も高い。
  1949年〜1973年の「大躍進」「文化大革命」での盲目
 的な生産・増産が環境破壊的な生産だった。
  食品中の水銀含有が心配になっている。
  汚染物の垂れ流しで、排出抑制を必要としている。
  水銀含有の廃棄物の処理も問題になっている。
  中国政府も水銀、カドミウム、鉛、クロムなどの重金
 属汚染を2007年比で15%低減したいとしている。
  因みに、滋賀県立大学環境科学部は、2010年から、中
 国から偏西風によって飛んできた水銀が日本の内陸水
 の魚類にどう影響するかを調べている。
  そこで発見されたのが、前記した琵琶湖のナマズから
 恐れていた様に水銀が検出された。
  この時、ショッキングな数値が出た。
  日本の国の魚介類に含まれる総水銀の暫定規制値を0.4
 PPMと定めているが、この琵琶湖のナマズはこの数値の約
 2倍の0.856PPMであった。
  規制値を2倍も超えるというショッキングな汚染度だっ
 た。
.
1999年、韓国が、世界の歴史学会で、「日本による日韓併
 合は侵略である」という主張を持ち出した。
  世界の歴史学者たちが議論をし、また、戦わせた。
  その結果、韓国側の主張は退(しりぞ))けられ、「
 日韓併合は、条約による併合であり、侵略ではない」と
 いう結論が出た。
  しかし、卑劣にも、韓国は、その後、同じ主張を繰り
 返し続けている。
  卑劣にも、アメリカ・メディアは、「日本による苛酷
 な植民地支配」という言葉が、枕詞的(まくらことばて
 き)に、韓国と一緒になって使っている。
.
2004年、盧武鉉ノ・ムヒョン)韓国大統領が、「反民族
 行為者財産の国家帰属に関する特別法」、別名「親日派
 糾弾法」を出した。
  在米韓国人が、アメリカでも黒人の方々や、ヒスパニ
 ックの方々に対して差別を行なって、アメリカ国内で問
 題となっているが・・、
  韓国国内でも、親日家だった李完用を、売国奴として
 扱い。
  また、朝鮮戦争の英雄の白善菀(ペク・ソニョプ)将
 軍までも親日だとつるし上げた。
  嫌日から発する人権弾圧行為である。
  韓国は、遠い昔から、豊かな日本、文化の花咲く日本
 を逆恨みして、この様な態度を示して来た。
  恩を受けても、恩とせず、結局、その恩を仇で返す様
 なことを、歴史的にズーットして来た。
.
2006年3月、アメリカは、インドにゴマを摺(す)った。
  アメリカは、儲けの為にインドを無視できないと・・、
  2006年3月、核拡散防止条約(NPT)に加盟もしてい
 ないインドへ、「核開発に協力する」と言った。
  そして、ブッシュ大統領(子)が、インドを訪問した。
  インドのマンモハン・シン首相と会談し、「米印(ア
 メリカ・インド)平和原子力協力法」を締結した。
  アメリカ国内から、「核不拡散政策を転換するのか?」
 の批判の声が上がった・・が、しかし・・
  ブッシュ大統領(子)は、「時代は変わっているのだ」
 と答えた。
  そして、「過去に縛られるな。インドの原子力産業の
 発展は、我が国(アメリカ)の経済に資するのだ」と言
 い、
  また、「世界のエネルギー問題にも資するのだ」と言
 った。
  アメリカは、儲かるとなれば、昨日まで、言っていた
 ことでも「コロリと変える」・・
.
2012年8月10日、韓国の李明博大統領は、日本領の竹島に上
 陸した。
  韓国領だと主張したかった。
  韓国の現役大統領の竹島上陸は、今までの韓国大統領
 がやっていなかった愚挙を行なった。
.
2012年8月14日、天皇陛下への侮辱発言。
  韓国の李明博大統領が、日本の天皇陛下への侮辱発言
 をした。
  「天皇が足を縛って跪(ひざまづ)いて土下座するな
 ら、訪問してもいい」。
  この発言を日本メディアは報道しなかった。
  ただ「謝罪すれば」にした。
.
2016年7月24日、企業経営者で作家の河添恵子氏は、イギリ
 スの経済が復活するのか?と経済復活が難しいイギリス
 の事情を説明している。
  https://www.youtube.com/watch?v=-Bg24EOmQzk
  かつてのイギリスの栄光は、霧のかなたに消え去り、
 そして、埋没してしまった沈んだイギリスが今である・・
 と・・
.
2016年9月、アメリカのパイプライン建設工事に対して、裁
 判所が、「一時的な建設中止命令」を出した。
  NBCテレビ(長崎放送)が、「日本の実業家が、ク
 リントンの献金パーティーに出席していたことに対し、
 これは、選挙資金違反行為ではないか」と報道していた
 ・・しかし・・、
  ここに絡んで来るのが、中国の金をふんだんに使った
 プロパガンダ行為・・、
  中国は、アメリカで盛んに日本を貶(おとし)めるプ
 ロパガンダ行為を行なっているが・・、
  アメリカでは、前記の様な、日本を貶める行為がよく
 取り沙汰される。
  日本より中国の方が、日本より多くこの類の事をして
 いる・・しかし、日本は上記の様な事をアメリカでよく
 取り沙汰される。
  また、その一つ・・
  アメリカで、「ダコタの環境を破壊する開発」に、日
 本企業が出資していると、アメリカで取り沙汰された話・・、
  その「ダコタの環境を破壊する開発」とは・・、
  アメリカのノースダコタ州イリノイ州を結ぶ約1,800
 kmの「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設のこと。
  ノースダコタ州のバッケン油田から、サウスダコタ州
 アイオワ州を通過して、イリノイ州まで・・、
  バッケン地域に眠る74億バレルもあるともいわれてい
 る未採掘の原油を、1日あたり47万バレル輸送するという
 計画。
  建設ルートは、アメリカ・インディアンの方々の居留
 区は避けているが、近くに居留区があり、
  地元先住民の「スタンディングロック・スー族」の方々
 が、数週間にわたってキャンプを張って、抗議の座り込
 みを行った。
  (命の水である川の水の汚染に対する抗議)
  許認可権限を持つ米国陸軍工兵隊は・・、
  「居留区への影響は与えない」「環境汚染の心配もな
 い」と却下し・・パイプライン建設を認可した。
  このスタンディングロック・スー族の方々の貧困率は、
 全米平均の3倍以上の41%と、非常に高い状態となってい
 て、
  この様な生活状況に・・「聖なる水」の汚染問題が加
 わってもらいたくない・・という気持ちが存在する。
  良い生活環境下に居られない先住民の方々、それを改
 善できないというアメリカ行政の問題が・・その根っこ
 にある。
  また、アメリカの石油・ガスの掘削やパイプラインの
 漏出事故が「日常茶飯である」という現状が、この抗議
 の根本にもある。
  因みに、2006年〜2015年の10年間に、事故が16万7000
 件も起きている(アメリ運輸省パイプライン・有害物
 質安全庁の統計資料による)
  そして、この問題は、裁判問題にも発展し、
  また、国連も「先住民に対するこれ以上の人権侵害を
 避けるべき」と懸念を表明している。
  2016年9月に、連邦裁判所の判決が出て、「一時的な建
 設の中止命令」が出された。
.
2017年、キリスト教は、日本の国旗掲揚と国歌斉唱に反対
 しているが、この様に、あらゆる面で、日本を貶める行
 為をしている。
  杉原千畝の事例もそうである。
  杉原千畝キリスト教徒であるので、キリスト教は、
 この杉原千畝を「広告塔に祭り上げた」。
  その祭り上げの論理の中で、日本は、貶められた。
  日本は、ナチス・ドイツ三国同盟をしていて、ナチ
 スはユダヤ人の方々を迫害していたが、その同盟関係に
 あった日本もまた、ユダヤ人を迫害していた・・という
 言い方で、キリスト教は日本を貶めた・・、
  キリスト教徒の杉原千畝は、ユダヤ人を救うビザを発
 給したと・・嘘の中でこの話をした。
  日本の反対を押し切って行った・・と、キリスト教は、
 嘘の美化をした。
  これは、まったく事実と反する。
  日本は、ユダヤ人の方々を「亡国の民」として「救う
 事を国是としていた」。
  キリスト教の言う事とまったく逆なのである。
  ナチスから共同行動をとってくれと言われても、「拒
 否していたのである」。
  キリスト教の言う事と、まったく逆なのである。
  杉原千畝は、ビザを発給できない立場の人間だった。
  それ故、「君は資格が無く、やれば、規則違反になる
 からできないよ」を問うていたのを・・、
  キリスト教は、杉原の足を引っ張っていたと嘘を言っ
 た。
  杉原は、外交官ではない、ただの外務省職員である。
  ビザの発給をしてはいけない立場なのである。
  日本は、上海や、満州などで逃れて来たユダヤ人の方々
 を受け入れ、保護し、また、日本への渡航も許し、日本
 の神戸などで受け入れ、しっかり手を差し伸べている。
  今・現在においても、キリスト教組織は、日本を貶め
 る行為をしている。
  また、このキリスト教組織と共同歩調をとる読売新聞
 や、NHKも、言い方も、まったくキリスト教と同じに、
 日本を貶める行為をするメディアとなっている。
.
2017年、多数の人たちが、心底から嫌悪を催すような特権
 者の振る舞いには、正統性は無い。
  その意味で、ほんの一握りの者たちが、アメリカで、
 富を独り占めしているが、
  そして、巨大な資本家となり、また、世界的な独り占
 めとなっているが、
  アメリカにおいては、その金の勢いで、政治を我が物
 として牛耳っている。
  そして、その超巨大国家・アメリカを動かし、また、
 世界での金儲けに、その超巨大国家・アメリカを動かし
 ている。
  そして、その富は、益々、その一握りの者たちに集中
 し、社会構造の最先端に上り詰め、格差は広がる一方と
 なっている。
  この様な状況を作り出すのがグローバリズムである。
  これは間違っている。
  金にまみれた巨大資本の多国籍企業が、地球大の規模
 で、戦略的な金儲け行動をする。
  その時、他国の規則を踏みにじり、自分のやりやすい
 様に替えて行く。
  それが正義なのだと押し付けて行く。
  資本調達、人員の雇用、生産、マーケティングなどを、
 一国経済を無視して、国を無視し超えて、自分の尺度で
 世界的規模で展開して行く。
.
2017年、アメリカの財政赤字を救ってあげているのが日本。
  「アメリカよ! もっと日本に感謝してくれ」と言い
 たい。
  少なくとも、「日本が引き受けている、アメリカの財
 政赤字を救っている米国債は、『円建て』にしてくれ」
  近い将来、暴落の危険があるという「米ドルのリスク」
 まで日本に取らせないでくれ!
  そんなところまで、日本におんぶにだっこの肩代わり
 をさせないでくれ!
  また、当然だが、『担保も付けてくれ』。
  「借りた金は絶対に返す・・という意気込みを見せて
 くれ」
  「万が一、金が返せなくなったなら、日本に、アメリ
 カの一州ぐらいは、担保として付けるから、その万が一
 の時は差し上げるから・・くらいの事は、言ってくれ」
  アメリカよ! 日本が、「アメリカ政府を支えている
 事と、国連分担金を支えている事・・この二つの重責を
 誠実に履行していることを、「重く理解してくれ」・・!!
..
 (詳しくは、以下のブログへ。そして、宜しければ、
        このブログを世界へ転送してください)
  http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009
または
  http://d.hatena.ne.jp/HACHI2009/archive